シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がん全摘後の生活 乳がん術後1ヶ月

乳がん両胸全摘 術後2週間経った結果 

更新日:

IMG_20160329_112718

乳がん手術から2週間経った傷の具合

私の傷口は、右脇付近2CM,右胸中央7CM

左脇付近2CM

の傷があります。

傷は、たまにピリピリ痛むくらい。

 

乳がん術後の痛みは、下痢の腹痛よりマシ?

術後2週間経って、多少なりともまだ痛みはあります。

痛みの強さでいうなら、

下痢や生理痛でおこる痛みよりも

全然軽いです。

 

似ているとしたら、

壁や扉に肩や足をぶつけたような痛みかな。

一瞬だけ、痛ってなる感じです。

 

縫合した傷の具合

右胸中央の傷が一番大きく、縫い目もはっきり分かります。

向い目の沿って、少しだけ赤い部分があります。

 

胸全体は、内出血のような色ではなく、通常の肌と同じ色になりました。

 

温存した乳輪乳頭について

左胸の温存した、乳輪乳頭は、毎日軟膏をシャワーでケアしています。

見た目は、下が赤いしっかりした組織、

上は白っぽくグジュグジュしています。

 

当初あった、黒い部分(壊死)は、なくなりつつあります。

主治医曰く:

「1ヶ月くらいたたないと、どれくらいの組織が残るのかわからない。」

といっていました。

 

ダメな部分は、かさぶたで取れるそうなので、

なんとか、再生してくれるようケアを続けたいと思います。

 

胸や脇の張りについて

腕は、ほぼ上まで上がります。

日常生活には、問題ありません。

 

胸は、鎖骨付近にひきつれがあり、

星飛雄馬の大リーグ養成ベルトでも付いているかのような

ひっぱられ感があります。

 

動くと多少痛みがあるので、歩く速度も遅めです。

痛みといっても、炎症しているような

ズキズキするものとは違います。

 

皮膚が引っ張られるような違和感で、

動かすことによって緩和していきます。

 

体力を使う仕事には、まだ復帰できそうにないですが、

デスクワークならこなせそうです。

 

私は、同時再建をしていません。

だから、回復も早いんだと思います。

同時再建すると、合併症やらリンパがたまるやらで、

回復に時間がかかるようです。

 

自家組織で同時再建した友人曰く、

「2週間なんてまだ病院にいたし。」と言っていました。

 

日常生活について

掃除、洗濯、料理、運転、買い物、育児

どれをとっても支障なくできます。

重いもは、2リットルのペットボトルから始め、

最近では、布団の上げ下ろしもできます。

 

髪をとかしたり、洗濯機から洗濯ものを出したり、

鍋の水を火にかけたり、普段する細かい動きが、

いいリハビリになっています。

 

じっとしているより、動いている方が痛みはありません。

それにともなって体力も回復しています。

 

IMG_20160330_091237

2KMのウォーキング

公園の池の周り2KMを30分かけて、ウォーキングしました。

公園には、菜の花がたくさん咲いていて、桜の開花を見ようと

多くの人が、散歩に来ていました。

 

散歩している家族づれや老夫婦を追い抜いて、

「だいぶ脚力も戻ってきたなあ」と思いながら、

先を進みました。

胸のひきつれも歩いている時には、感じませんでした。

やはり、運動したほうがいいようです。

 

外見について

IMG_20160330_133540

服を着て、パッドを胸に入れれば、

おっぱいがないことはわかりません。

全摘したことを話していない友人と食事に行った際も、

まったく平常通り、気づかれませんでした。

 

乳がん用ブラ ワコールのリマンマがやっと届いた。使用した感想

 

パッドがあれば、仕事復帰も可能です。

上からかぶる、Tシャツやニットも着れるようになりました。

 

精神的なものについて


病院にいた頃は、周りは乳がん患者ばかりだし、

全摘した胸についてもさほど気にしていませんでした。

 

乳がん体験者の声を集めた本

共感できます。

乳がんと診断されたらすぐに読みたい本 ~私たち100人の乳がん体験記

 

悲しみは、他人と比較することで生まれる。

退院して2週間。

胸のある女性が大半な生活に戻ると、

喪失感は増していきます。

 

大小限らず、女性ならあるのが当たり前なのに、

自分はないどころかえぐれて傷になってるし。

 

シャワーを浴びるたび、パッドを入れるたび、

もやもやした気持ちが、心にとどまります。

 

どちらかといえば、ポジティブな方ですが。

この気持ちは、なんなんだろう?と考えました。

命にかかわるガンじゃなかった喜びと、

胸のないあわれな自分。

 

これって、世間の人が自分のことをこう見てるんじゃないか?って

勝手に思っている妄想からくるんじゃないの?

確かに、どうしても乳がんの報告をしなきゃならないとき、

自分よりも相手の方が、感情的になっていた。

 

泣いたり、ため息をつかれたり。

本当に早期?っていわれたり。

 

いやいや、早期がんだから、そういう感じじゃないのよ。

そこで改めて思ったこと。

周りに流されては、いけない!

 

他人と比較する必要もないし、自分だけが、がんになるわけでもない。

7年前に乳がんを患った友人もいれば、

5年後乳がんになる友人もいるかもしれない。

 

2人に一人が、がんにかかる時代だから。

強くある必要はないけど、

自分の価値観を信じることは、大事なんだと思います。

 

仕事復帰について

術後2週間が経って、日常生活も手術前と同じように、

できてきたので、そろそろ仕事への復帰も考え始めています。

 

私の仕事は、重いものを持ったり、体力を使う仕事なので

仕事先で迷惑かけないように動けなければなりません。

今の状態では、1週間後は無理ですが、2週間後なら可能かも。

術後1ヶ月を仕事復帰の目安にしています。

PR

オススメ記事



PR

-乳がん全摘後の生活, 乳がん術後1ヶ月

Copyright© 早期乳癌体験ブログ , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.