シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳がんになってできた6つの不安。

更新日:

乳がんになってから感じた不安

乳がん患者の方は、多くの不安を抱えてらっしゃると思います。

患者だけでなく、家族の方も同じように

不安を抱えているのではないでしょうか?

 

私も乳がんと告げられてから、

毎日のように、いろんな不安が押し寄せてきました。

手術も終わり、体力も回復して、不安だった部分も

だいぶ解消してきました。

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生きれるの?という不安

主治医が命に関わるようなものではないと、はっきり言ってくれたので安心した。

乳がんの宣告を受けて一番最初の不安は、余命のことでした。

私だけでなく、家族や友人みんなが一番に気になったことです。

 

私の場合、非浸潤がんの診断だったので、

「余命に関する心配はない。」と主治医が説明してくれました。

それを聞いて、私も家族もほっとしました。

 

そうは言っても手術前の診断。

「手術をしてみたら、実は浸潤がんだったらどうしよう?」

「ネットを検索すると、

非浸潤がんの人でも転移している人もいるし。」

といった無駄な不安も抱えていました。

 

今思えば、手術前は、わからないことだらけで、

全てが不安だったんだと思います。

仕事は続けられるの?

ブログや病院のHPで、仕事を続けながら治療している方がいることを知った。仕事は続けられそうだと解釈した。

余命の次に気になったのは、仕事はどうするか?

ということでした。

手術前は、自覚症状もなく、

病院に行く回数も月に2、3回ほど。

ギリギリまで、仕事はできます。

 

しかし、手術後は未知の世界。

入院期間、自宅療養期間、治療の延長や追加、

未経験がゆえに、予測不能。

 

そこで、乳癌体験談を頼りに、

仕事復帰のタイミングを予想しました。

目標は、術後1ヶ月後。

 

おおまかな、目標を立てたことは、

手術やリハビリのモチベーションになりました。

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お金に対する不安。休職期間中は、無収入。入院や手術費用がいくらかかるか不安だった。

高額医療費の限度額適用認定証の申請をして、支払い額を押さえた。確定申告で、医療費控除を申請する予定。

入院費や治療費がいくらかかり、

休業による生活費をどうするかといった、

お金に対する不安もありました。

 

がんの治療の医療費は、

100万円くらいかかるイメージでした。

実際治療してみると、一度に100万かかるのでは

ないことがわかりました。

 

手術、入院、抗がん剤、薬、放射線治療、乳房再建、

再発治療といった多くの治療を行うことでトータル

100万円くらいかかるようです。

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限度額適用認定証

そこで、入院費や治療費の負担を減らすため、

健康保険の限度額適用認定証の申請をしました。

これをしたことによって、

退院時の支払いを抑えることができました。

 

確定申告の医療費控除

保険適用でない検査や、差額ベット代は、

確定申告で医療費控除の申請をする予定です。

それによって、年間の税金の支払いを抑え、

家計の負担を軽くできます。

 

医療保険

休業期間中の生活費は、貯金と医療保険でまかなう予定です。

 

全摘する不安 喪失感をうけいれられる?

再建できることを励みにした。

乳房を両胸全摘し、同時再建をしない選択をしました。

理由は、トータルで考えたときに、その方がメリット

多いように思えたからです。

 

術後胸のない傷をみると、やはりショックはありました。

いままであった膨らみ部分が、スコントなくなり

腕を組んでも「あっそうか?胸なかったんだ。」

と感覚の違和感もあります。

 

術後、3週間も過ぎれば、傷周りの肌もきれいになり

違和感にも慣れてきました。

他人と比較すると滅入るけど、

比較しなければ受け入れられます。

 

パッドで胸の膨らみができれば、外見もカバーでき

全摘したことを忘れるくらいです。

 

全摘したショックよりも、ガンを取り切れたことの方が

嬉しいです。

 

いまは、再建する日が楽しみです。

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治療への不安 この病院、この主治医でいいのか?

疑問や希望を伝えたことで、モヤモヤがなくなった。

乳がん初心者な私は、乳がんについて何も知りませんでした。

主治医も紹介されたひとで、自分で探したわけではありません。

初めは、信頼関係などありませんでした。

 

初めて会った印象は、誠実なお医者。

聞いたことに必ず答えてくれます。

しかし、自分の希望とずれることもあるし、

多くの患者を抱えてるので、

検査結果の説明を間違うこともありました。

 

この人で大丈夫?

セカンドオピニオン受けるべき?

 

そんな感情もありつつ、手術の日はどんどん近づいてきます。

最後に、モヤモヤをぶつけてみよう。

 

私のモヤモヤは、同時再建したいのに、

主治医は2次再建を勧める方針でした。

 

「切除手術と一緒にエキスパンダーいれられませんか?」

主治医は、できるとおっしゃってくれました。

また、デメリットも説明がありました。

 

その説明によって、同時再建のこだわりも薄れていきました。

手術前にモヤモヤが解消され、後悔ない治療ができました。

 

麻酔科の先生、看護師の方、

入院中いろんな方にお世話になりました。

誰一人、感じの悪い方はいなく、術後のケアも万全に行って

もらえました。

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手術後の体力回復についての不安

時間が経過するとともに、どんどん元の体力に戻っている。

リハビリを多くやったからといって回復が早くなるものでもなく時間が経てば、ちゃんともとの体力に戻っている。

手術直後は、管だらけで動くこともできませんでした。

翌日には、歩けるようになり、

一週間後には、腕が上まであがり、

3週間後には仕事も再開できました。

 

時間を経過して思ったことは、

自然治癒力!

 

手術1週間くらいは、人に会うのも億劫なくらい

疲れがありました。

2週間経つと、見違えるように動けるようになりました。

疲れも減って、体力がついてきたことも感じました。

 

乳がんと告げられてから、たくさんの不安が発生しました。

手術を終えて、先が少し見えて

当初に抱えていた不安もなくなりました。

結局、不安も体力も時が解決してくれる!

 

赤ちゃんが自然に歩けるようになったり、

オムツをしなくなったりするように、

時間が経てば、できるようになるんだ!

 

と実感しました。

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