シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がん検診

乳癌検診で早期乳癌を見逃されないために伝えたいこと。

更新日:

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芸能人が乳癌になったニュースにより乳癌検診する方が以前よりも増えているそうです。

 

何年か前、20代のファッション雑誌で有名人がヌードになるピンクリボンキャンペーンを目にしたことがあります。

それをみた乳癌で乳房全摘した友達は、

「綺麗な人の裸見せて、乳癌撲滅って?だから?なに?」

と否定的な意見でした。

 

20代は、乳癌検診の対象年齢では、ありません。

どういう意図でのキャンペーンだったのかわかりませんが、

適応年齢の人の心に届かなければ、啓蒙活動とは言えないように

も思いますが。

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乳癌検診infoより引用

 

30代から数年に1回の人間ドック
を受けていました。

人間ドック
では、乳癌検査は超音波検査しかしていませんでした。

30代前半で胃にポリープがあったり、

便に鮮血がついたりしていたので、

乳癌よりも、胃がんや大腸ガンのほうが気になっていました。

 

乳がんの超音波検査は、いつも異常なしでした。

 

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乳癌発見は、痛みから。

30代で乳癌が見つかる人も多い

私の友人は、35歳で、仕事関係者の人は、39歳で乳癌が見つかっています。

友人は、マンモグラフィーで石灰化を指摘され、悪性判定。

仕事関係者の方は、しこりに気づいて病院を受診し、悪性と判明しました。

40代から乳癌になる人が増える。

乳癌になって初めて、40代が乳癌好発年齢だと知りました。

30代から乳癌検査をしていましたが、

そんなこと誰も教えてくれなかったです。

 

40代になったら、市の乳癌検査が格安もしくは、

無料でうけられるなあくらいの認識しか有りませんでした。

 

がんとは無縁な家系でも、乳癌になりました。

14人に1人が乳癌になる時代。

2人に1が、がんになるとも言われています。

がんとは無縁な家系でも、乳癌になりました。

 

乳腺症のような痛みがあったおかげで、

乳癌検診を受診しました。

自分では、しこりは確認できませんでした。

マンモグラフィーが、異変をみつけてくれました。

マンモグラフィーと超音波検査は、両方やったほうがいい

私は、超音波検査しか受けてきませんでした。

それは、マンモグラフィーは痛いし、どちらかでいいと思っていたからです。

マンモグラフィーと超音波検査は役割が違う

マンモグラフィーの特徴

・以前に撮ったレントゲン写真と比較が容易にできる。

・若い女性は乳腺と癌の区別がつきにくい。

 

超音波の特徴

・乳腺の発達している若い女性でも、しこりを発見できる。

・リアルタイムで検査結果を確認できる。

・検査技師の技量に依存する

 

 

乳癌を発見してみて、マンモグラフィーと超音波検査の

違いがわかりました。

毎年受けていた、超音波検査ではしこりは発見できずに

マンモグラフィーでは、発見できました。

マンモグラフィーでガンを発見、今まで受けた超音波検査ってなんだったの?

マンモグラフィーで、要精密検査になり、

医師がその部分を改めて超音波で見直しました。

結果、たぶん良性という判断が下されました。

 

早期の小さいしこりは、超音波検査だけで悪性と判断

するのは難しかったようです。

 

初めてマンモグラフィーをやりましたが、

マンモグラフィーと超音波検査を、一年に1回交互に受けておけばよかったと後悔しました。

日本乳癌学会認定乳腺専門医のいる病院

日野原記念クリニック(旧聖路加国際病院サテライトクリニック)(東京)

新宿ブレストセンタークサマクリニック(東京)

四谷メディカルキューブ(東京)

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道(東京)

茶屋町ブレストクリニック(大阪)

経過観察って言われたけど、本当にそれでいいの?

 

一次検診を受けた320人中、76%(244人)が「一次検診後、経過観察中/要精密検査」でした。

乳癌検診infoより

 

「経過観察」確定診断がつかないことへの不安
6割の方が、「経過観察」と言われたり、確定診断に結びつかない同じ検査方法が繰り返されることによって「不安」や「心配」を感じている方が多い。

乳癌検診infoより

私も最初に受けた、マンモグラフィー検査の施設で、

要精密検査になりました。

その結果をうけて、細胞を採取する検査までしました。

 

結果、判定不可能。

半年間の経過観察といわれました。

医師曰く:

「半年後にしこりが大きくなっていたら、がんだから。」

私:

「???」

乳癌の検査ってこんなもんなの?結構適当なんだね。

と不審に思いました。

 

半年後、しこりが大きくなってからガンを確定するのでは、自分の身を守れない。

『もし、5年前、「念のためにマンモトーム生検を受けてみませんか」と勧めていただかなければ、今、私はこうして生きていなかったかもしれません』

乳癌検診infoより 患者の体験談

私も患者さんの体験談と同じ経験をしました。

はじめに受けた、経過観察の病院に不審を感じ、数日後、

乳腺専門の病院で再検査しました。

 

再検査でも、1件目の病院と同じような見解でした。

しかし、

「念のため針生検をしましょう。」

と先生が機転をきかせてくれました。

 

結果、経過観察するはずだったしこりは、早期の悪性腫瘍。

良性判断が翌週で、悪性に変わったのです。

 

経過観察は、良性と確定されたわけではない

義姉は、2006年の秋にマンモグラフィで石灰化が見つかった後、経過観察となり、その1年後にがんを疑われ、最初の検診から1年半が経過した2008年1月にマンモトーム生検を受けてようやく乳がんが確定しました。

「もし、義姉が、最初の検診でもう一歩踏み込んだ検査をしていたら、私の時のようにマンモトーム生検を勧めてくださる医師と出会っていたら、こんなつらい抗がん剤治療を受けずに済んだのではないかと悔いが残ります。

乳癌検診infoより 患者さんの体験談

体験談より、まさに私も同じ運命をたどるところでした。

もし、最初の医師の言う通りにしていたら、

今も手術は終えられていません。

 

今手術を終えられたことで、リンパ節への転移もなく

、手術でほぼ完治できるレベルですみました。

 

もし経過観察後に、がんが見つかっていたら、

「半年前にどうにか出来たのに」

と後悔していたと思います。

乳癌の見逃しは、患者の不利益でしかない

見逃されても運良くステージ1で、

余命うんぬんにならなかったとしても、

抗がん剤治療が追加され治療が長引けば、

体力的、経済的な負担も大きくなります。

 

半年後より、今がんを取り切れている方が、

確実に長生きできます。

 

自分の身は、自分で守る。気になったら自分でガンを確定できるように行動することが大事

自分自身で悔いを残さないために、患者側も主体的に検査方法を選択して検査を受けていただきたいと切に願っています。

乳癌検査infoより

乳癌検診を受けている女性は、私の周りでも多いです。

「要精密検査になった」

「経過観察って言われた」

なんてこともよく耳にします。

 

私の友人も、

「胸にしこりがあるけど、毎年同じ施設で受けて、

毎年比較しているけど、位置も大きさも同じだから良性だって

言われているよ。」

彼女の場合、確実に良性です。

 

良性の方のほうが多いのだけれど、どちらとも言えない人も

たまにいる。

それが、自分に当てはまったら、針生検で確定検査をして

白黒はっきりさせて欲しいと思います。

 

早期発見なら、はやめに普通の生活を送ることができる

乳癌と確定されるのが怖くて、検査を先延ばしにしたい気持ちに

なったことがあります。

 

2度目に受けた乳腺科の病院も、

病院前まで来て、「やっぱり怖いな。やめようかな?」

そう思って、病院の駐車場で、キャンセルの電話をしようと

しました。

 

今思えば、行ってよかった。

もし、あの時キャンセルしていたら、

今も乳癌を体に残したままでした。

 

世間の乳がんに対するイメージは、抗がん剤による脱毛や

余命宣告による絶望感、辛い闘病生活といったネガティブな

印象です。

 

実際は、早期に乳癌を発見できれば、

手術後1ヶ月ほどで、乳癌前の生活に戻れます。

 

人によっては、手術後2週間で職場復帰をしている方も

いるようです。

私は、1ヶ月後に復帰しましたが、術後2週間で、日常生活を普通に送れるようになりました。

 

ちょっとでも気になることがあったら検査するのが大切だと身をもって感じました。

 

最近では、尿検査で癌のリスクを検査する方法もあるそうです。

それがこちら↓

新登場!がんの早期発見サポートサービス
がん予防メディカルクラブ「まも~る」

検査に行けない方や、検査嫌いの方には、こういったサービスを利用することで、癌の早期発見に繋がったらいいですね。

 

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