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乳癌全摘術後半年。婦人科健診について

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タモキシフェンを服用すると、定期的な婦人科検診が必要

タモキシフェンを飲み始めて4ヶ月。

主治医より

「タモキシフェンを飲むと、子宮体癌のリスクが若干上がるので

半年に一回は、婦人科の健診をしたほうがいい。

ついでに、子宮頸がんも増えてるから、一緒に検査してきてください。」

 

と言われ、同じ病院の婦人科へ予約を入れてもらいました。

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子宮体がん検診は、痛いの?

結構痛かった。

婦人科へ行き、早速検査してきました。

婦人科の医師は、30代前半くらいの若い男性医師。

主治医より、タモキシフェン服用は報告ずみ。

 

家族に癌患者がいないかなど、

簡単な問診が終わると、診察台に案内されました。

 

婦人科の診察台に座るのは、妊娠中以来5年ぶりです。

下着を脱いで、診察台に座り、カーテン越しに検査が始まりました。

 

医師

「ちょっと痛いかもしれないですが、

体の力を抜いて楽にしててくださーい。」

 

子宮体がんの検査は、膣の奥の方の細胞を採取するため痛いです。

痛みは、生理通の激しい痛みに似ています。

おなかの中を何かでグリグリされてる感じもわかりました。

 

医師「すぐ取れれば、5分くらいで終わりますからねー。」

「あれ?子宮口が狭いんだよねえ。ごめんなさいねえ。

痛いですよねえ。」

 

私は、痛みに耐えていましたが、

「早く終わりにして!これ以上グルグリされたら耐えられないよ!」

と心の中で叫んでいました。

 

結果、3度、器具を入れ直したりしながら、やっと採取できました。

 

「もう2度とこの検査やりたくない!」

 

検査後は、入浴はシャワーのみ、少量の出血がありました。

子宮がん検診を探す。

遺伝性乳がん、卵巣癌症候群(HBOC)ってなに?

検査が終わり、再び診察室に戻ると、

遺伝性乳がん、卵巣癌症候群のパンフレットを医師より渡されました。

 

遺伝性乳がん卵巣癌症候群は、

アンジェリーナジョリーの話が有名です。

 

母親、祖母など、家族に乳がんで亡くなられた方がいる場合、

乳がん、卵巣癌になる遺伝子があれば、

将来それらの癌になるリスクが高くなる。

 

アンジェリーナジョリーは、予防的に

乳腺と卵巣を全摘出するといったことが話題になりました。

 

医師「家族に癌の経験者がいないということですが、

40代と若い上、両側乳がんということもあるので、

遺伝子検査してみては、どうですか?」

 

私「???。

家族に癌患者がいないので、それは可能性として低いと思いますが。」

 

医師

「遺伝子検査は、保険が利かないので、

その前に可能性があるかないかだけでも、相談することができます。

乳腺科の先生と相談してみてください。」

 

私の疑問

「そもそもタモキシフェン飲んでるんだから、

乳がん、卵巣癌のリスクは抑えられてるんじゃないの?」

 

「しかも、タモキシフェンを服用している間は、

半年に1回婦人科検診もするんだし‥。」

 

乳腺科の先生からは、HBOCの話はされなかったので、

手術がおわってやっと一安心したのに、

また、少しだけ不安な気持ちになりました。

 

遺伝性乳がん、卵巣癌症候群(HBOC)のリスクが高い人

  • 50歳以下で乳がんになった
  • トリプルネガティブの乳がん
  • 両側乳がんまたは、2個以上の原発性乳がん
  • 血縁者に50歳以下で、卵巣癌、乳がんになった人がいる。

私は、上記の2つの項目に当てはまります。

この基準から、婦人科の先生は、HOBCのお話をされたのだと

わかりました。

 

遺伝カウンセリングは、遺伝性の(あるいは遺伝性が疑われる)病気について本人やご家族が相談できる医療の仕組みです。
HBOCに関係する遺伝カウンセリングでは、まずはがんの既往歴や家族歴を詳しく聴取して、遺伝がかかわるかどうかリスク評価をします。また、HBOCについて、がん発症リスクや治療・予防対策の選択肢について情報提供が行われます。遺伝する可能性やご家族のことで心配なことがあれば、それについて相談することもできます。遺伝カウンセリングは、病気になった方だけでなく、ご家族も利用することができます。必要に応じて、病気になった方とそのご家族が一緒に受診することもできます。

HBOCの疾患情報サイトより引用

 

子宮体がん、子宮頸がんの検査結果は、電話再診にて行いました。

結果は、異常なし。

 

 

次回、乳腺科の診察で、

HOBCについて主治医に相談してみようとおもいます。

 

前回、主治医から、

「そろそろ乳房再建しますか?」

というお話もありました。

 

「乳房再建は、1年後!」と頑なに主治医に言われていたので、

まだ半年も経ってないのに、意外な展開でした。

 

乳房再建の形成外科の先生の予約も取れたので、

再建の方も進められそうです。

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