シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳癌になったら読んでほしい治療に役立った本 4選

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乳癌と告知された時、

「これからどうしたらいいんだろう?」と

頭が真っ白になりました。

 

がんについての知識もないし、どんな治療を選択すればいいのか

まったくわかりませんでした。

それでも、決めなければならないことが、

どんどんやってきます。

 

主治医と話す時間は短いし、

知識がなければ質問することもできない。

 

そんな、右往左往しながら、無事手術も終え、自分の選択に

満足いく治療ができたのは、少なからず参考書のおかげでもあります。

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乳癌治療中に役に立った本 4選


この本は、主治医との最初の診療で読むように勧められました。

大きな病気にかかったことがなかったので、

乳癌治療がガイドラインにそって行われていることも

知りませんでした。

 

この本は乳癌に関するQ&A方式で、治療に関すること、

今後の生活について、専門用語などがわかりやすく事細かに

書かれています。

 

診療の前は予習に、診療後の疑問点は復習にと読んでいました。

主治医の話す専門的なことも、この本のおかげで理解できました。

 

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版

 

 

二冊目は、これからの乳房再建BOOKです。

この本は、乳房を全摘するか、

温存するか選択しなければならなかった

時に読んだ本です。

私の場合、しこりによるがんのほかに、

乳房内進展が広がっていました。

 

しこり自体は小さいものでしたが、

「乳房内進展の範囲によっては

温存しても乳房の変形が大きいかもしれない」

と主治医に言われました。

 

言葉で言われても、どの程度の変形なのか理解できません。

 

この本には、温存手術による乳房変形の写真が掲載されていました。

温存手術、全摘手術のメリットデメリット。

再建手術の写真や方法の解説が書かれています。

 

この本を参考に、乳房全摘手術と温存手術の違いを

現実的に考えることができました。

 

なんの知識もない時は、乳房温存したいと思っていましたが、

この本に出会って、全摘を選択することができました。

これからの乳房再建BOOK

 

3冊目は、患者さんの体験談が書かれた本です。

仕事はどうした?治療はどうだった?など、

新米にはわからない事だらけ。

周りに答えを教えてくれる人もいません。

 

すこし先を歩いている先輩の体験談を読むことによって、

イメージがつかめ、不安も解消されていきました。

 

 

がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点

4冊目は、がんの治療がひと段落し、

こころのケアをどうすればいいのか考えている時に読みました。

 

内容は、癌治療は、

身体的治療だけでなくこころのケアも一緒に行ったほうが

効果的というのがメインテーマです。

 

がんと告知された人のこころのダメージや

こころの回復についてのメカニズムなど、

精神腫瘍科医の視点で書かれています。

 

実在する患者さんの例をあげて、説明されているので、

難しい専門用語もなく、読みやすい内容でした。

 

身体的治療に目を向けていましたが、こころのケアの大切さにも

目を向けるようになりました。

 

告知されたばかりの時に読んでいれば、

不安はさらに減ったかもしれません。

 

がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点

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