世の中には、がんが食事で治った!などといった食事療法に関する本がたくさん出版されています。
がんが食事で治るというのは大げさかもしれませんが、少なからずがんを経験してから食事の内容に気を使う方は多いと思います。
乳癌の手術が終わると、3ヶ月に1度の診察になりました。
ホルモン剤を飲む以外、特に気をつけることはありません。
「今後乳癌の再発以外にも大きな病気はしたくない。」
治療がひと段落すると、健康に対する関心が高まりました。
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自覚症状、検査結果の異常はないが、病気に近い状態を未病という。
東洋医学では、自覚症状、検査結果の異常はないが、病気に近い状態を未病というそうです。
乳癌の手術が終わると、自覚症状も検査結果の異常もない状態が続きます。
体の不調は、未病のサイン
体が冷える。疲れやすい。よく眠れない。肩こりがひどい。
といった病院に行くほどではない、体の不調は誰にでもあります。
東洋医学では、このようなちょっとした不調がある状態を未病と呼ぶそうです。
体の冷えは、30代前半からありました。
この時から、未病だったんですね。
ひょっとしたら、乳がんに向かっていくサインだったかもしれません。
30代後半から体型が変化!加齢を感じ始めた。
30代後半ごろから、体重が増え始め、体型がふっくらと変化してきました。
肌の乾燥もこのころから。
30代中頃までは、かかとがカサつくこともなく、ボディークリームいらずのオイリーな肌だったのに、30代後半から油分もなくカサつくようになりました。
加齢は未病の原因になる
40代になると明らかに今までとは違う何かを感じていました。
そこで、未病について調べてみると未病チェックシートなるサイトを発見しました。
このサイトは、質問に答えて自分がどのタイプの未病なのかチェックできるサイトです。
検査結果は、血虚証というタイプに分類されました。
血虚証は、体内に巡る体液が不足している状態で、皮膚や髪の毛の乾燥、こむら返りが起こるそうです。
まさに、わたしに当てはまります。
今後の生活改善ポイントは、食、運動、入浴の3つ
血虚証の改善ポイントは、食、運動、入浴。
食事の改善ポイント
食事は、血(ケツ)を補うよう、温かい料理を食べ、しかし発汗作用のある辛い食べ物は控えるようにと書かれていました。
豚肉、卵、いか、干し椎茸がオススメだそうです。
運動のポイントは、大量の汗をかく運動は水分補給する。
体内の水分が奪われると血が消耗するので、適さないと書かれていました。
ウォーキングを日課にしていますが、じんわり汗をかく程度なので
自分にあった運動をしていますが、汗のことまでは考えていませんでした。
季節によっては汗のかき方は変わるので、参考にしたいと思います。
入浴のポイントは、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
血虚証タイプの入浴方法は、のぼせるまで湯に入ったり、熱いお湯に我慢して入ることは良くないそうです。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かること。
以前悩んでいた時の記事→体質改善したくて、入浴方法を変えてみた。にも書きましたが、冷え性に効果的な入浴方法に変えてみました。
たかがお風呂?と思っていましたが、体調は全然違います。
入浴は、血流に大きく影響するようです。
生活習慣が体に大きく影響する。
乳がんになってから、健康の大切さを痛感し、体調管理がいかに大切かわかりました。
健康食品やサプリメントなど、多くのサポートグッズが販売されていますが、基本は、食事、運動、入浴だと再確認しました。
これらは、特別なことではなく、歯を磨くのと同じくらい生活の中に溶け込んでいます。
食事に関しては、糖質制限やグルテンフリー、マクロビなど食べるものに制限を設けた食事方法が流行っています。
しかし、それが自分に合っているのかはひとそれぞれ。
ストレスのない範囲で食事を楽しみ、体調、体重管理をしようと思います。