術後１週間目でやってみたこと
そろそろ、社会復帰を考え職場に状況報告
歩く距離を増やす。
手術後1週間の傷の痛み
手術から一週間が経ちました。
胸の傷は、動くと少し痛みます。
しかし、痛みがあるからといって動かないと、
肩こりや腰痛など、関係無い痛みも増えます。
痛いのを少し我慢して動かしたほうが、
からだは楽になっていきました。
スポーツ選手のリハビリ映像をテレビで見たことありますが、
痛みに耐えながら一生懸命ジムでトレーニングしてますよね。
あれと一緒で、動かしたほうがいいんだと思います。
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体力の回復具合も順調
術後５日くらいまでは、
２時間起きていると、疲れて横になっていました。
日に日に体力が戻っていき、１週間目になると
疲れやすさも減ってきました。
日中は、家事など家で過ごせば、
起きていることも可能になりました。
夜になると疲れは、出てきます。
疲れると、喋る力も落ちていきます。
こどもと一緒に２０時には、就寝しました。
[blogcard url=”http://souki-nyugan.net/2016/12/27/乳癌全摘術後６ヶ月%E3%80%82買ってよかった、乳癌生活/″]職場への連絡
仕事復帰の目安の報告をしました。
まだ手が上がらないので、術後１ヶ月後を目標に仕事を
再開したいことを伝えました。
がんの人の生活とがんでない人のギャップを感じる
仕事場への電話で感じた事。
職場は、働くことが中心の世界です。
がんでない人が、中心の考え方です。
がんでない人は、目の前にある仕事が優先の考え方です。
私が、いつ働けるようになるのかが、一番の興味です。
話のスピードも速く、結論も速くださなければなりません。
がんになって休業して一ヶ月、
社会のスピードの速さを忘れていました。
術後１週間で、このスピードには当然ついていけません。
自分のスピードとのギャップを一瞬で感じました。
家族は、がん患者よりの考え方をし、
いたわってくれます。
その世界は、心地よく甘えさせてくれます。
でももう、手術も終わり、がんは、体にありません。
次は、もといた自分の社会に戻る準備に入らなければ。
少し目が覚めました。
乳がんの伝え方に戸惑う
経験のない人に、どんなに説明してもうまく伝わらないことって
ありますよね。
乳がんを人に伝えるのって本当にむずかしい。
私の場合、
いつまで休むのかぐらいの、
シンプルな報告しかしませんでした。
職場に、経過を報告しなければならないときは、相手のほしい情報だけをシンプルに伝える。
風邪なら、「風邪で休みます。」
ですみます。
「乳がんで休みます。」
大抵の人は、驚きます。
「どれくらい休むの？」
「命は助かるの？」
「髪はなくなるの？」
「おっぱいはなくなるの？」
乳がんを経験したことのない人は、イメージでしか
とらえることができません。
実際私も以前は、そうでした。
だから、職場の人には詳しい治療内容は話していません。
大まかに、
「１ヶ月くらい休む」
「命にかかわるようなものではない。」
それだけしか話してません。
両胸全摘したなんて言ったら、
「なんでー」
「早期なのに？」
「温存できなっかたの？」
「おっぱいなくてこの先どうすんの？」
「まだまだ、復帰は無理でしょう？」
など、たくさんの疑問を投げかけられるでしょう。
早期だからといって、温存できるわけではない。
温存しても変形が激しければ、全摘の方がいい。
温存したら、放射線治療が必要。
放射線治療は、１ヶ月の通院。
再建すれば、綺麗なおっぱいができる。
乳房の切除は、内臓に比べ負担が少ない。
など、話せば長くなる説明をいろんな人にしなければ
ならなくなります。
お互いが理解できる部分で、話をまとめることにしました。
仕事復帰は、励みになる目標
目標ができると、リハビリも頑張れます。
無理をしない程度に、毎日ひとつずつ、
できることを増やしていきたいです。
具体的には、
-
昨日より歩く距離を増やす。
-
昨日より、腕を動かす。
-
昨日より重いものを持つ。