シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がんの病院選び

乳がん手術の方法は病院によって違うことがわかった。

更新日:

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乳がんと告知されて次にすることは、手術する病院を

選ぶことです。

乳がんの告知を受けるまで、私は健康そのもので

病院にかかったのは、出産の時ぐらいでした。

 

そんな、何もわからない中で、自分の命を預ける病院を

決めなければなりません。

 

しかも、告知されてすぐに。

「大きな病院で詳しくみてもらったほうがいいけど

どこがいい?

紹介状書くよ。」

 

私が、乳がんの告知を受けたてすぐに、

乳腺科クリニックの医師に言われた言葉です。

 

「わかんないよ。全然。」心の中でそう思いました。

 

そして、クリニックの先生のアドバイスのもと

乳腺外科が有名な病院を紹介していただきました。

乳がんと診断されたらすぐに読みたい本 ~私たち100人の乳がん体験記

紹介された病院の医師が主治医になる

何もわからないまま、主治医は決定しました。

結果的に良かったんですが、調べていくうちに

病院によって手術の方法や、

治療方針に特徴があることがわかりました。

 

乳がんは標準治療が確立されているけど、病院によって方法が異なることを知った。

例えば、手術の方法でも

 

内視鏡で温存、全摘手術を行う方針の病院

通常の切除術で、温存、全摘を行う病院

皮下乳腺全摘手術を行う病院(傷跡が目だだない)

 

同時再建はインプラントのみの病院

同時再建は、自家組織が得意な病院

 

しこりの小さながんには、

凍結療法でしこりを凍らせ切除しない手術

ラジオ波焼灼でしこりを焼いて切除しない手術

 

癌研有明は、温存手術でも放射線治療をしない方針

(世界共通の基準では、温存手術は放射線治療が必須)

 

など。

 

これらの違いを知らなければ、自分の希望と違う治療を、

受けなければなりません。

 

 

例えば、乳房の喪失感に絶えられない人が、

全摘になって、同時再建のできない病院なら、

乳房の喪失感を味わうことになり、

希望とは違う治療になります。

 

自分の希望にあった病院を探す問題点

乳がんの治療の決断期限は、そう多くありません。

 

「乳がんは、進行が緩やかだから自分の希望にあった治療を

吟味してから進めたほうがいい。」とよく言われます。

 

しかし、手術待ちは、どこの病院も2、3ヶ月がザラらしいです。

すんなり、手術ができたとして1ヶ月後。

 

転院すれば、さらに手術が遅れます。

その間に、転移するようなことがないとしても、

仕事をしている人は、スケージュールが読めません。

 

手術が終われば、次の治療に進めます。

早期のがんなら、通院もなくなり、社会復帰も早くできます。

 

自分の病院の乳がん治療の特徴を理解するのが大事

整容性を重視するなら、同時再建を得意とする病院を選ぶ

 

乳がんの治療を優先させるなら、標準治療から外れていない

病院を選ぶ。(最先端治療でない)

 

これらは私が、乳がんになって治療をはじめて感じたことです。

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