病理結果は、手術で摘出した細胞をスライスして調べた結果
乳癌とひとくちに言っても、人によって癌の性質が違います。
癌の性質を調べることによって、どんな治療が効果的なのか
判断します。
病理結果は、手術前の針生検の時と、手術後の2回出ました。
診察の時、a4のプリント用紙で主治医より渡されました。
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日本乳癌学会 金原出版 2016-06-22
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組織診の結果が、チンプンカンプン?
マンモグラフィーで悪性の疑いになり、
さらに癌かどうかを確定するため、針生検を行いました。
針生検の結果で悪性か良性かがわかります。
針生検の結果が悪性の場合、病理診断する
悪性だった場合、さらにどういった癌なのか、
癌の性質を調べます。
その結果が、病理結果です。
医師からは、浸潤性乳管癌とか非浸潤癌とか
聞きなれない言葉で説明がありました。
告知されたばかりの頃は、勉強不足で、
自分のことなのに理解ができませんでした。
病理診断結果は、英語で記載。解説がないとわからない
私の病理結果は、
ホルモン受容体(ER):陽性
HER2 :陰性
核グレード 2
Ki67 :10-20%(増殖スピード普通)
でした。
病理結果には、Papillotubular carcinoma(乳頭腺乳管癌)
やら、ly1やらアルファベットと数字のオンパレードで、
さっぱり意味がわかりませんでした。
しかし、病理結果は、今後の治療方針を決める大切な資料です。
理解しないわけにはいきません。
翻訳ソフトを使っても、変な訳され方をして、
いまいち理解できませんでした。
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病理結果で確認しなければならないポイントは、5つ
病理結果によって術後治療が必要かどうかがわかります。
治療が必要な場合、化学療法なのかホルモン療法なのかを
病理結果から判断します。
確認すべき病理結果の項目
・しこりの大きさ
・リンパ節転移の有無
・ホルモン受容体が陰性か陽性か
・HER2 が陽性か陰性か
・ki67の高さ
しこりの大きさの表記
リンパ節転移の表記
病理結果の見方を解説してくれているサイト
手術前と手術後では、病理診断が変わることもある
手術前のサンプルと手術後のサンプルでは、
サンプル量が違うので、病理結果が変わることもあるそうです。
手術を先行して行った場合は、
手術後の病理結果で治療方針が決まりました。