手術後4週間が過ぎ、病理結果が出ました。
術前に行った組織診の結果と術後の病理結果に
違いがありました。
術後の両胸の病理結果について
左胸の病理結果は、乳頭腺乳管癌
腫瘍の大きさ:4×3mm 広がり60×28×45mm
核グレード 2
脈管侵襲:ly1 v0
断片露出なし
ER+ 100%
PR+ 10%
HER2 0
Ki67: 10-20%
リンパ節転移なし
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右胸病理結果は、非浸潤がん
腫瘍の広がり:35×20×40mm
断片露出なし
術前と術後での病理結果の違い
術前の組織診の検査結果は、両方とも非浸潤がんだった。
術前の組織診では、両胸共非浸潤がんで、
がんの広がりに違いがありました。
がんの広がり
左、約3CM
右、約7CM
左胸の方が、広がりが少なかったので、
温存か全摘かの選択に悩みました。
術後の病理結果をみると、真逆!温存しなくてよかった!
術後の病理結果をみると、
当初広がりの大きかった右胸は、7cmから3.5cm
広がりの少なかった、左胸は、3cmから6cm
と、結果に違いが出ました。
もし、左胸を温存していたら、再手術になっていたかも
しれません。
浸潤がんだったら、ホルモン治療するの?新たな悩み。
5mm以下の浸潤がんだから、無治療もあり?!
主治医と病理結果をみながら、
今後の治療についてはなし合いました。
主治医:
「右は、偶然に見つかったがん。
非浸潤がんだから、治療はなし。」
「左は、浸潤がんだったので、
ホルモン治療をやったほうがいい。」
「タモキシフェンを5年間飲むんだけど、
絶対に飲みたくないとかある?」
私:
「???」
「そりゃあ、飲まなくて済むならその方がいいですけど‥」
「でも、再発はしたくないし。」
主治医:
「薬だから、デメリットもあります。
例えば、
血栓ができやすい。
ホットフラッシュがある。
子宮体癌になるリスクが少しあがる。
デメリットよりも乳がんの再発を抑えるメリットの方が
大きいから飲むんだけど、もともと再発のリスクが少ないから、
飲んだ場合と飲まなかった場合の違いは5%くらいかな。」
再発のリスク率は、
飲まなかったら10%
飲んだら5%
だそうです。
「だから、もしどうしても飲みたくないなら、
無理に勧められない。」
とのことでした。
私は、てっきり、浸潤がんだったら、
必ずホルモン治療が始まるのかと思っていたので、
目から鱗の提案でした。
「そんな選択もあるのか!」
その場で、決められなかったので、
2週間考える期間をもらいました。
[blogcard url=”http://souki-nyugan.net/2016/12/31/乳癌ホルモン療法副作用対策になる?!効果的な/″]主治医のタモキシフェンについての提案
- タモキシフェンを始めてみて、副作用が酷かったらやめてもいい
- 副作用がなければ、タモキシフェン5年じゃなく2年飲用
提案を考慮して、薬の服用について調べてから、
決断したいと思います。