手術日が3月15日。
本日が4月15日。
乳がん両側全摘手術から1ヶ月が経ちました。
全摘手術後1ヶ月の傷について
乳頭乳輪は、壊死することなく残ってます。
左胸に温存した、乳頭乳輪は、上部がかさぶたになり
下の部分は、乳頭として残っています。
乳頭の色は、ピンク色。
転んでできた膝のかさぶたをはがすと、
うっすらピンクががった新しい皮膚みたことないですか?
あんな感じです。
乳輪は、手術直後は黒かったですが、
今は手術前の状態と同じ色になりました。
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脇ちかく、右中央の切開部分は、線状になる
右胸は、乳頭乳輪を温存できなかったので、
本来あるであろう部分が、漢数字の一のような傷になっています。
傷口の痛みは全くありません。
グジュグジュした感じもなく、正常な皮膚の一部分に
線が引いてある感じです。
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術後1ヶ月の体調について
手術前と同じように動ける
術後1ヶ月、ホルモン治療や放射線、抗がん剤はしていません。
手術後に少し疲れやすかった体は、
1ヶ月経つと夜まで元気に過ごせるようになりました。
仕事や家事をしていると、
乳がんだったことを忘れてしまいます。
術後1ヶ月で入浴解禁(温存した乳頭乳輪が原因)
術後しばらく、
温存した乳頭乳輪が壊死しないよう、シャワーのみでした。
1ヶ月経つと、乳頭乳輪のグジュグジュもなくなり、
壊死も無くなりました。
術後1ヶ月の心の変化
術前は、先の見えない不安でストレスがありました。
術後1週間ぐらいは、胸のない喪失感に心を痛めました。
術後1ヶ月経って、傷も綺麗になってくると、
胸のない姿も見慣れてきます。
乳がん専用ブラで、外出もストレスなし。
こどもや親、友達にも、胸はみせたくないなあ。って思いは
まだあります。
こんなの使うものいいかなあって考えたり。
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術後1ヶ月経つと、病理結果もでます。
それによって、ステージや治療方針もはっきりしました。
自分の乳がんがどんなタイプかはっきりしたことで、
不安やストレスも無くなりました。
普通の日常生活にもどる
乳がん告知から術後1ヶ月まで、約3ヶ月間。
乳がんに翻弄され続けました。
3ヶ月で1年経ったような濃い日々でした。
術後1ヶ月が経って、体力も回復し仕事も始まり、
術前の生活と同様になりました。
手術前とは変わったこと。
手術前と違うのは、健康に気を使うようになった。
夜13時間の絶食。
体にいい食生活。
1日1日幸せに思えるようになった。
明日があたりまえに来るなんて思わなくなった。
乳がんは、ショッキングな出来事だったけど、過去になりつつある
胸がなくなって、治療は終わりではないけれど、
術後1ヶ月で、ひと区切りつきました。
乳がんは、自分だけでなく家族も巻き込みました。
それが、ひと区切りついたことで、平和な日常に戻りました。