乳癌情報センターHPより引用
乳がんと告知された時は、右も左もわからず、
この先何をすればいいのかもわかりませんでした。
術後２ヶ月経って、乳がんに対する知識も増え、
ようやく状況に対応できるようになってきました。
しかし、乳房再建
がまだ終わっていません。
乳房再建
についての知識は乏しく、情報が欲しいです。
乳がんになる人は、年々増えているそうですが、
周りを見渡しても、乳がんになった人の方が少ないです。
誰かに、気軽に聞くこともできない。
では、どうやって情報を手に入れればいいのでしょうか？
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感想(268件) |
がん情報センターのホームページに、
「がん情報探しの１０か条」なるものを発見しました。
１．情報は"力"。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。
いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります。
情報＝知識、知っているかいないかで、
治療方法の選択が変わってくると、実感しました。
乳がんの治療は、温存するか、全摘するか、
薬物療法をするか、しないかなど、つぎつぎと選択を迫られました。
最良の選択をするため、本を読んだり
、ネットで調べたり、
自分に必要な情報を必死に探しました。
今は、再建についての情報がほしい。
これらの情報を集め、最良の選択をしたいです。
２．あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。
解決したいことは？知りたいことは？悩みは？メモに書き出して。
本、やネットには、
自分とはタイプの違う乳がんにことも書いてあります。
情報量が増えても、自分に関係なければ、迷いや不安の種に
なるだけでした。
３．あなたの情報を一番多く持つのは主治医。よく話してみましょう。
質問とメモの準備をして。何度かに分けて相談するのもよいでしょう。
私の主治医は、大変忙しく、この前言ったことも、忘れてしまいます。
しかし、質問には、きちんとこたれてくれます。
外来の時間は、限られているので、聞きたいことを
忘れないようにメモして、待っている間に質問を
確認したりしていました。
本やネットでは探せないことも、主治医なら答えてくれます。
４．別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用しましょう。
他の治療法が選択肢となったり、今の治療に納得することも。
セカンドオピニオンには、賛否両論あるとおもいます。
初発の乳がんの場合、セカンドオピニオンに行くことで、
治療が遅れてしまう不安もあるし。
主治医や治療に不安を感じたら、セカンドオピニオンは
大切です。
５．医師以外の医療スタッフにも相談してみましょう。
看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師なども貴重な情報源です。
入院中、主治医と話せる機会も多くないので、わからないことは、
看護師の方に聞いていました。
再建のことも聞いておけば、よかった。
看護師の方は、病院のいろんな先生のやり方を見てるし、
たくさん知識をもってます。
主治医の性格なんかも、聞いておくと良いかもしれません。
６．がん拠点病院の相談支援センターなど、質問できる窓口を利用しましょう。
がん病院、患者団体などに、あなたを助ける相談窓口があります。
私の病院にも患者の会のチラシが置いてあります。
月に数回、相談日があるようです。
３０代に乳がんになった友人曰く、
「ご年配の方が多くて、ちょっと入りずらかった。」
と言っていました。
自分と同じような情報を求めて集まっている患者の会なら、
のぞいて見たいです。
７．インターネットを活用しましょう。
わからないときは、家族や友人、相談支援センターに頼みましょう。
私の乳がんの情報は、ほぼインターネット。
同じ病院で治療された方のブログや、
病院の先生のQ＆Aコーナーは
参考になりました。
インターネットは、情報がありすぎて、ときに不安をあおる
ような記事もあります。
必要なものだけを見るようにしました。
８．手に入れた情報が本当に正しいかどうか、考えてみましょう。
信頼できる情報源か、商品の売り込みでないか、チェックして。
サプリメントでガンが消えた！とか
抗がん剤は無駄だ！的な、
商売目的の怪しい情報も目にしました。
ガンビジネスは、世の中に無数に存在することも知りました。
ガンに悩んでいる時って、判断が鈍ってしまいがちです。
藁をもつかむ思いの人から、だまし取ろうとする類のビジネス
が多いことに辟易します。
９．健康食品や補完代替医療は、利用する前によく考えましょう。
がんへの効果が証明されたものは、ほぼ皆無。有害なものもあり要注意。
ちょっと前に、免疫力をあげる治療といって、
がん患者の方を騙していた医師が逮捕される事件がありました。
マスコミでは、ガンの治療に否定的なK医師の
意見もよく目にします。
最近では、水素水が体にいい根拠はない。と報道されたばかりです。
くだらないものに、お金をかけたくないですね。
10．得られた情報をもとに行動する前に、周囲の意見を聞きましょう。
主治医は？家族は？患者仲間は？あなたの判断の助けになります。
乳がんになると、心配するからという理由で、
一人で問題を抱え込がちです。
乳がんは、乳がんになった人しかわからないという理由から
誰にも相談できなかったり。
他人の意見を聞くことも大切ですが、
自分の気持ちを尊重することが、もっとも大事だとおもいます。
乳癌情報で、参考になった本
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患者の会の方が作った本で、サブタイプ別に体験談が載っています。
手術、仕事、対人関係など、細かくテーマ別に体験談が
まとめられ、共感できる部分や、先の見えなかった部分がわかったりと
参考になることが多い本です。
６月２０日に新しいガイドラインが発売されます。
私は、２０１４年版を参考に、乳がんの勉強をしました。
世界で行われている、乳がん治療の基本が詰まった本です。
いわば、乳がんの教科書です。
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インプラントによる乳房再建について書かれた本です。
写真付きで、温存した変形乳房の写真が載っていました。
温存してもデメリットがあることを知り、
全摘、温存で迷っている時にこの本を読んで、全摘を決意できました。
