乳癌両側全摘手術から3ヶ月が経ちました。
手術した傷や皮膚は、徐々に回復しているようです。
「傷を綺麗に治し、皮膚を柔らかくすることは、
乳房再建手術に影響する。」
と、主治医が言っていました。
全摘後のテープは、いつまで貼るの?
術後1ヶ月までが目安。美容面で、傷が綺麗に治るまで貼ってもいい
乳房を全摘し、ガーゼが外れても、
術後1ヶ月くらいまで、
というテープを傷口に貼っていました。
術後1ヶ月の検診時、主治医曰く
「テープは、貼っても貼らなくてもいいけど、貼っておくと
傷の跡が綺麗になるよ。」
といっていました。
傷は、治っていく過程で傷口の周りの皮膚を
引っ張る性質があるそうです。
引っ張られると、傷口が凸凹になるので、引っ張られないように
テープで固定することによって、
凸凹がなくなり傷口の皮膚が、綺麗になるとのことでした。
マイクロポアは、皮膚に優しくかぶれや水ぶくれも起こしません。
風呂上がりに、張り替えをしています。
血流をよくするため高濃度炭酸入浴剤 ホットタブを使用
入浴の許可が下りてから、傷の治りが良くなるように、高濃度炭酸入浴剤 ホットタブを使用しました。
炭酸温泉は、術後の傷の治りやアスリートの怪我の回復に利用されているそうです。
両胸全摘して、温泉に行くことができなかったので、自宅で炭酸温泉と同じ効果の期待ができる、
を使用しました。
術側の皮膚は、保湿したほうがいいの?
保湿したほうが、皮膚が柔らかくなる。再建に影響する。
乳がん術後1ヶ月は皮膚が硬く触ると痛いのでなかなか皮膚のケアができません。また術後3ヶ月間は、きずやその周囲が硬くなります。しかしその後6ヶ月から1年かけて徐々に柔らかくなってゆきますので心配しないでください。その間、皮膚のケアをすると早く皮膚が柔らかくなり、拘縮(こわばり)が改善します。
また、胸と腋(わき)と腕の動きは連動しているので動きもよくなります。試して下さい。入浴中にバスタブの中で、手のひらで円を描くように手術のきずとそのまわり、腋をマッサージしてください。「よしよし、良くなる良くなる」と考えながらマッサージするのもよいです。体を洗うときもソープのアワで円を描くようにマッサージしてください。
入浴後はヒルドイドクリーム(外科の先生が処方してくださいます)やマッサージ用クリーム、スクワランなどのオイルといった保湿剤をつけてマッサージしてください。
YONAGA クリニック引用
主治医と乳房再建の話をしていた時のこと、
「全摘したところの皮膚はまだ固いけど、
動かすことによって柔らかくなってくるから。
マッサージしたり、保湿するといいよ。
乳房再建は、皮膚の状態が良くなってからやらないと、
トラブルが多いから。」
胸の皮膚が乾燥していると、乳房再建に不具合
胸に放射線治療をした方は、乳房再建が難しいと言います。
理由は、放射線によって皮膚が日焼けし、乾燥するから。
皮膚が乾燥すると、伸びが悪くなり、再建の時にトラブルが発生
すると、乳房再建の本に書いてありました。
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放射線治療をした方は、保湿クリームを塗り、
皮膚が潤って柔らかくなってから
乳房再建したほうがいいと、ブレストサージャークリニックの
I医師がおっしゃってました。
保湿剤は、ヒルドイドローションを胸に塗る
乳腺科で処方してもらったヒルドイドローションを胸全体に塗り、
動かすようにマッサージしています。
市販薬でも同じ成分のものが販売されています。
入浴時にマッサージ
入浴中、半身浴しながら、
腕を回す運動と胸のマッサージをしています。
全摘した胸の皮膚は、動かさないと固くなるので、
お風呂でマッサージするよう指導されました。
その際、保湿効果のある入浴剤
を使用すると、
血行促進、保湿にもなり一石二鳥です。