そろそろ、忘年会シーズン。
年末からお正月にかけては、否が応でも飲酒の機会が増えます。
先日の血液検査で、肝臓の数値が悪く、
脂肪肝の疑いと診断されました。
乳がんホルモン治療で、タモキシフェンを服用すると、
脂肪肝になりやすくなるという副作用があります。
まさに、私はそれになってしまいました。
脂肪肝は、通常アルコールの摂りすぎやメタボリックが
原因だそうです。
乳がんになる前は、週に3日くらいビールを飲んでいましたが、
脂肪肝改善のため、今はめっきり飲まなくなりました。
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乳癌ホルモン治療中でも、お酒のんで大丈夫ですか?
以前、主治医にタモキシフェン服用の説明の際、
「タモキシフェンを飲んでも、お酒飲んで大丈夫ですか?」
と質問したことがあります。
大丈夫だけど、再発のリスクを高める
主治医:
「大丈夫ですよ。でも飲酒は再発のリスク高めますよ。」
と釘を刺されました。
それ以来、月に一回あるかないかの飲み会やお祝いの席以外では
飲酒は控えるようになりました。
患者さんのための乳癌診療ガイドラインにも、
乳癌とアルコールについて書かれています。
【A】アルコール飲料の摂取により,乳がん発症リスクが高くなることはほぼ確実です。飲酒は控えめにしましょう。
1日に1杯程度のアルコール飲料の摂取〔日本酒なら1合(180mL),ビールなら中ジョッキ1杯(500mL),ワインならワイングラス2杯(200mL)など〕はリスク因子にならないとする報告もありますが,飲む量が増えるほど乳がん発症リスクが高まるのは確実です。お酒を楽しむときはほどよい量にしておきましょう。
乳癌診療ガイドラインより引用