睡眠効率がいいと乳癌になっても生存率が高い
睡眠効率がいいと乳癌になっても生存率が高いという記事を見ました。
スタンフォード大学が研究したもので、
進行性乳がん患者97人を対象に睡眠効率を測定したところ、
睡眠効率のいいグループの生存率は、睡眠効率の悪いグループ
より2倍生存率が高かったそうです。
原因はまだはっきり分かっていませんが、睡眠が損なわれることで
免疫機能が損なわれている可能性が考えられるといったことらしいです。
http://med.stanford.edu/clinicaltrials/trials/NCT00519168
睡眠効率ってなに?
睡眠効率ということば、聞きなれないですよね。
私も最近この言葉知りました。
最近購入した健康管理グッズでこの睡眠効率が測定できます。
睡眠効率を知ることによって、不眠が改善された。
以前は、漠然と「よく寝たー」とか「なんか寝足りない!」
と思っていました。
「なんで、夜中に何度も目が醒めるんだろう。」
と悩んでいた時もありました。
そこで、睡眠状態を把握したいと思いfitbit charge2
を使ってみました。
fitbit charge2を使うことによって、
睡眠内容が明確になりました。
睡眠効率が悪い時は、
「運動が足りなかったからだな。」
逆に、ぐっすり眠れた日は、
「活動量が多くて疲れていたからよく眠れたんだな。」
と睡眠を分析できるようになりました。
睡眠時間が短いと乳癌リスクが高くなる?!
睡眠時間が増加するとメラトニンという睡眠時に分泌されるホルモンの分泌 時間が長くなり、このメラトニンが性ホルモンの分泌を抑制すると言われています。このメラトニン分泌と関連して、性ホルモン関連がん(特に乳がん)の罹患 リスクが、夜勤者・交代制勤務者では高まる事が報告されております。睡眠時間と乳がんに関する研究も症例対照研究1件、コホート研究3件が報告されてお り、そのうち2件のコホート研究で睡眠時間と乳がん罹患リスクの負の関連が示されています。
そこで大崎国保コホート研究のデータから、睡眠時間と乳がん罹患リスクについて、睡眠時間を、6時間以下、7時間、8時間、8時間以上に分けて、7時間の群を基準とした他の群の相対危険度を算出しました。
その結果、睡眠時間6時間以下の群で相対危険度が有意に増加し、睡眠時間との両反応関係を見た傾向性のP値も有意となりました。
睡眠時間と乳癌が関係あるなんて思ってもみませんでした。
夜間勤務だと、そうでない場合に比べて、乳癌リスクが上がる
という内容は、他の記事でも目にしたことがあります。
理由は、夜起きていることによって、、
乳癌を抑制する作用があるメラトニンの分泌が減からだそうです。
睡眠不足だから乳癌になったの?
確かに、出産してから4年間くらいは、夜中に何度も目を覚ますことが
多かったです。
それは、授乳によって3時間おきに目覚める生活が、
からだに染み付いてしまったからかくらいにしか思っていませんでした。
そのせいで、乳癌になったとは思っていませんが😅
リスク因子は生活を見直すための戒めと考える
よく、これをすると乳癌になりやすいとか、
乳癌にならないためになにを食べるといいとか言いますが、
どれも確実ではないですよね。
運動習慣があっても乳癌にはなるし、
子供を産んでいても乳癌になる人もいます。
確実ではないけど、効果があるかもしれない。
睡眠について気を使ったことなどなかったのですが、
睡眠の大切さにも目を向けるようにします。