乳癌患者さんにとって、乳腺科の主治医は、長きにわたり
お世話になる大事な存在だと思います。
乳癌は手術して終わりというのではなく、
手術後のフォローアップ、術後薬物療法、
副作用の相談など主治医に頼る部分が大きいからです。
乳腺科主治医の転院
先日の診察時、主治医より
「次の診察は、クリニックでいいですか?」
私
「???」
「クリニック???」
主治医
「あれ?言ってなかったけ?
僕、今月で退職するんです。この病院。」
「a地区に新たにa乳腺科クリニックを開業するですけど、
言ってなかった?」
私:
え?どういうこと?
「き、きいてないです。」
主治医:
「a地区の方が近いですよねえ。
この病院の方がいいですか?」
私:
「あっ、a乳腺科クリニックで大丈夫です。」
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乳腺科が転院になると不安?!
今まで1時間以上かかっていた通院が、
新しいクリニックになると20分ほどになります。
薬の処方など、検査がいらない診察には近い方が好都合です。
術後フォローアップ検査は大丈夫?
今の病院と、新しいクリニックは電子カルテで連携している
ということなので、petctやmriなどの検査は、
今の病院で行えるそうです。
乳房再建外来との連携は大丈夫?
こちらも、電子カルテで連携しているとのこと。
主治医も手術は、今の病院で行うそうなので、
病院と縁が切れるようなことはないそうです。
都市部以外は、乳腺専門クリニックは少ない!
医師の開業は40歳代が最適期らしい。
私の主治医も、働きざかりの40歳代。
「お友達にお困りの方いたら、紹介してくださいね。」
私の地域の医療といえば、歯医者だけがやたらたくさんあって、
乳腺専門クリニックは、一軒もありません。
そんな地域に見かねて?新たにクリニックを開業してくれた
主治医に感謝です。
これで、私たちの地域でも、
乳癌になってしまった人が最良の治療を受けられる。
私も主治医が近所にいる、ラッキーな驚きでした。
今の現状は、啓蒙活動ばかりが盛んに行われ、
きちんとした治療や診断が全国的に受けられる状態とは、
言えないように感じます。
地方でも最良の治療や診断が受けられるように、
なっていって欲しいです。
乳癌再発予防には、運動がいいらしい