シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がんとこころ

乳癌治療がひと段落。きもちの変化。

更新日:

乳癌全摘手術から9ヶ月経ちました。

ホルモン療法も半年以上が経ち、治療することに慣れてきました。

 

乳がん告知から考えれば、このような平穏な日々が、

術後半年でやってくるなんて、思いもしませんでした。

 

乳癌治療はひと段落したけど、まだ不安はある。

術後の疼痛などもなく、体力も回復しています。

体は、健康だった時と同じフィールドに立っています。

しかし、癌になったことは、まだ忘れられません。



健康に気を使うようになった。

以前の自分とは、比較すると、

毎日運動をするようになった。

お酒を控えるようになった。

ことが挙げられます。

この二つは、無理なく行え、ストレスもありません。

 

再発予防に気を使うあまり、人生を楽しめなくなっては本末転倒。

乳癌の治療が落ち着いてくると、心に少し余裕が生まれました。

 

「食事に気を使ってみよう。」

「ダイエットしなくちゃ。」

「運動も始めないと。」

 

などと考えるようになりました。

 

食事に関しては、いろんな情報がネットであふれています。

「乳製品がいい。いや乳製品は悪い。」

「大豆がいい。いや大豆は良くない。」

どれが本当で、何がいいのかわかりません。

 

次第に、疲れてしまいました。

 

倦怠感を感じ思うように動けない日は、

「自分は怠け者なのか?」と嫌になることもありました。

 

良かれと思ってやったことが、生活を乱していた。

乳癌になる前の自分を取り戻そうと、

ペースを上げてみましたが、疲れてしましました。

 

以前の生活に、運動する時間、食事に手間をかける時間

が追加されたら、乳癌になる前の生活より、

やることも増え考えることも増えていました。

 

「そりゃ、疲れるでしょ?」

もう一度ペースを落としてみることにしました。

 

今日1日が幸せであれば、それでいい。

運動は、自然に囲まれた道を歩くのが気持ちいい。

食事は、新しいレシピに挑戦するのがたのしい。

ダイエットは、パンツが少し緩くなったのがうれしい。

 

それくらいのゆるい気持ちになったら、

全てにポジティブになれました。

 

昨日と大して変わらない1日を繰り返していますが、

癌になる前には決して感じられなかった心境です。

 

乳癌治療は、自分が思っていた以上に、

こころや体に負担をかけていたんだと思います。

運動はホルモン療法のさまざまな副作用対策になる

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