シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がんとこころ

何歳まで生きたいですか?具体的な年齢を考えてみた。

更新日:

44歳で乳癌の手術をし、

ホルモン療法による薬物治療をしています。

 

生まれて初めて大きな病気を経験し、

健康が一生続くわけではないとこの歳になって

気づきました。

 

同時に、

「命に限りがあり、与えられた時間を大切にしなさい。」

と教えられました。

 

女性の健康寿命は、約74歳。元気でいられるのはあと30年?

平成22年厚生労働省が行った、

平均寿命と健康寿命の調査結果では、

 

女性の平均寿命は、約86歳

女性の健康寿命は、約74歳でした。

 

健康寿命ってなに?

がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点という本を、

最近読みました。

 

その中に、

「漠然と死にたくない。長生きしたい。と考えるのではなく

何歳まで生きたいのか、具体的に考える。」

と書かれていました。

 

癌になると、誰しも死を想像します。

 

「まだ、死にたくない。」私もそうでした。

そこには、死に対する恐怖心もありました。

 

この本では、そんな考えについて、

「じゃあ。いくつまで生きたいんですか?」

「何歳だったら死んでも満足できるんですか?」

と書かれています。

 

そう言われると、漠然としています。

大概の方は、平均寿命を答えるそうです。

私も、なんとなく女性の平均寿命が頭に思い浮かびました。

 

すると、平均寿命まで生きたとしても、

介護や日常生活に支障がなく過ごせるとは限りませんよ。

 

日常的に介護を必要としない、

健康な状態のことを健康寿命というそうです。

この年齢が、女性の場合74歳

平均寿命まで生きると、

12年間は介護や不健康な状態で生活することになります。

 

「不健康な状態でも、平均寿命まで生きたいか?」

と問われれば、

「健康な状態で、平均寿命まで生きたい。」です。

 

私の場合、

30年後 74歳で娘が35歳。

35歳ならまだ嫁にも行っていないかもしれないし、

孫も生まれていないかもしれません。

彼女の人生をもう少し見守りたいです。

 

42年後 86歳で娘が47歳。

娘が47歳になった頃には、孫もいるかもしれないし、

仕事もひと段落しているでしょう。

 

私が74歳で日常的に不健康な状態になってしまうと、

娘は、働き盛りで一番忙しい時期に迷惑をかけてしまいます。

 

健康な人でも死はやってくる。

「86歳まで生きたい。」と具体的な年齢を上げてみました。

あと、42年。

気づけば、人生の折り返し地点です。

こんなこと今まで考えたこともなかったです。

 

どんな健康な人でも、100%死はやってきます。

ひょっとしたら、突然不慮の事故にあうかもしれません。

 

そう考えると、

自分が人生でやっておきたいこと、

子供にしてあげたいこと。

が明確になってきます。

 

癌という病気を経験したことで、立ち止まることができた。

 

人生の折り返し地点だと、あたらめて突きつけられたら

やりたいことがどんどん出てきました。

 

癌という病気を経験したことで、立ち止まることができた。

病気の人の気持ちもわかるようになった。

健康のありがたさもわかった。

 

これらを知ったことで、お金は減ったけど、

心に大切なものを得ました。

 

86歳まで元気に生き抜けるよう、

準備していこうと思います。

体質の悩みを解消したくて、入浴方法を変えてみた。

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