シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がんとこころ

がんになって良かったこと。悪かったことを書き出してみる。

更新日:

2016年も、もうすぐ終わりに近づいてきました。

私にとって今年最大の出来事は、乳癌になったことです。

この体験は、私の考え方にまで影響し始めています。

 

乳癌になって良かったことと悪かったこと

ベネフィットファウンディング療法

今読んでいる、がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点

という本に、

「癌になって良かったことと、悪かったことを洗いざらい

書き出してみる。」

 

そうすることで、マイナスな出来事にも

プラスの要素があることがわかると書かれていました。

 

このリスト作りは、

ベネフィットファウンディング療法と呼ぶそうです。

 乳癌になって悪かったこと

  1. 胸を失った。
  2. 温泉に入れない。
  3. 乳癌用パッド購入など、出費が増えた。
  4. 癌を人に話せない。
  5. 臆病になった。
  6. 薬を常用
  7. 病院に行く回数が増え、時間を拘束される。

乳癌になって良かったこと

  1. 家族の大切さを知った。
  2. 健康の大切さを知った。
  3. 運動をするようになった。
  4. 他人の言うことが気にならなくなった。
  5. 他人と比較しなくなった。
  6. 自分の心に耳を傾けるようになった。
  7. 育児ができる幸せをかみしめている。
  8. 欲がなくなった
  9. 幸せを実感している
  10. なんでもない1日に感謝できる
  11. 退屈な日がなくなった
  12. 時間を有効に使うようになった。
  13. 不満や愚痴がなくなった
  14. 生活改善した。

良かったことは、現在進行形で増えてゆく

悪かったことと良かったことを比べてみました。

悪かったことの幾つかは、乳房再建で解消される予定です。

 

癌になったことは、しかたのないことだとネガティブに

とらえていましたが、

その割には、多くの良いことがありました。

 

癌=失う、ではない

「こんなに若く乳癌になるなんて。」

「乳房全摘なんてかわいそう。」

 

乳癌になっていなかった頃の自分が思っていた、

乳癌患者の人に対しての感想です。

 

あの頃は、がん患者の人は失うばかりで、

得られるものがあるなんて想像もしてませんでした。

 

癌という境遇でも強い人がいる。

強い人は特別なんだと思っていました。

 

しかし違いました。

私に見えていないものが、見えていたんだと。

 

このリストを書いて、同じがん患者の人を気の毒だと、

思わなくなりました。

癌は失うばかりではないと知ったからです。

 

これからは、がんと共存していく

乳癌と告知されても、自覚症状はなく、健康そのものでした。

 

痛みで苦しんだり、食欲がなくなったりするような

病人らしいことがなかったので、癌患者であることを

受け入れられていませんでした。

 

癌は慢性疾患。

高血圧や糖尿病と同じで、生活改善をしながらより良い状態を

キープしていく疾患だそうです。

 

良かったことリストを明確にしたことで、

乳癌になったことも受け入れられるようになってきました。

ホルモン療法は、あと4年続きます。

 

治療を受け入れ、生活改善しながら、良かったことリストを

増やしていきたいです。

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