ホルモン療法をしていると、更年期障害のような症状が現れます。
ホルモン療法の主な副作用として
- 生理不順
- ホットフラッシュ
- 気分の落ち込み
- ものわすれ
など。
私の場合、いままで経験した副作用は、
生理不順、ホットフラッシュです。
ホルモン療法特有の4つの抑うつ症状について
最近読んでいる、聖路加病院に精神腫瘍科の先生の本に、
乳癌のホルモン治療をしている人特有の抑うつが4つ
あると書かれていました。
-
気分が落ち込む抑うつ
-
不眠などによる身体症状
-
何もやる気が起きない運動性の抑制
-
物覚えが悪くなる精神性の抑制
乳癌のホルモン治療による抑うつは、病院の先生でも見逃しがちに
なるそうです。
だから、このような症状を知っておいてほしい。と書かれていました。
不眠やものごとへの集中力の低下などは、
多くの人が経験するのではないでしょうか?
それがホルモン療法による副作用だとは、
じぶんでも気づかないかもしれません。
精神性の抑制以外は、投薬で対処できるそうです。
精神性の抑制である物忘れだけは、薬で治せないので、
メモを取るなど、生活の工夫で対処するようにと書かれています。
もし副作用が現れても、ホルモン治療特有の抑うつが
あることを知っておくだけで、
「薬のせいかも」と思えば、精神的に楽になる気がします。
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週に3回の運動を3ヶ月続けると、うつ病に効果がある。
ホルモン療法で常備薬を服用していると、
できるだけ、他の薬は飲みたくないとおもいませんか?
私は、タモキシフェンとネオファーゲンという薬を
毎日飲んでいるので、風邪薬でさえ飲むのをためらいます。
咳が出た時は、はちみつがいいと聞き、ホットはちみつミルクを
飲んでいました😅
薬を使用しなくても、運動療法で抗鬱剤と同じ効果があるという研究が行われた。
研究結果は、
抗鬱剤を服用しているグループと
薬は飲まず、運動療法を行ったグループを4ヶ月間観察したら
どちらも同じくらいうつ病が改善された。
詳しくは、こちらの本に書かれています。
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日常的な運動で不眠も解消
運動がうつ病にも効果があるそうですが、
私の場合、
運動したことで、疲労感から不眠が解消されました。
また、睡眠をとることで再発の予防効果もあると知りました。
運動は、ホルモン療法による体重増加を予防できる。
主治医より、ホルモン療法を始めるにあたっての説明の際、
「ホルモン治療始めると、みなさん太ります。
5キロぐらい、太りますよ。」
「だけど、閉経後の乳癌患者さんは、脂肪を餌にがん細胞が増えます。
肥満は再発リスクを高めるんです。」
「閉経前でも、ホルモン治療中の体重増加もできれば避けたい。
運動を始めてください。」
という、恐ろしいお話から、私の生活改善がスタートしました。
おかげさまで、ホルモン治療9ヶ月経ちますが、
体重は減少しています。
[blogcard url=”http://souki-nyugan.net/2016/12/31/乳癌ホルモン療法副作用対策になる?!効果的な/″]運動を続けるなら、入浴も大事。
毎日ウォーキングを20分するだけですが、
ダイエット、不眠、心のケアと良いことがたくさんありました。
しかし、運動すると疲労します。
疲労回復効果を得るため、入浴の方法を変えてみました。
入浴方法は、ぬるめのお湯に20分半身浴をする。
その際、血行を促進してくれる入浴剤をお風呂にいれます。
お風呂では、リラックスしたり、肩を回したりして過ごします。
入浴剤の効果もあり、入浴後は体の芯があたたまり、
身体中がほぐれています。
いままでマッサージ機を買おうかどうか迷っていましたが、
運動と入浴剤の効果で必要がなくなりました。
アスリートではありませんが、
運動を長く続けるために、入浴、睡眠が大事だと実感しました。
どれか一つが欠けては、長続ききませんし、体に負担が生まれます。
トップアスリートの方が、食事だけに気を使うのだはなく、
入浴や睡眠にも気を使っている意味がわかりました。