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乳癌ホルモン治療

タモキシフェン服用中の副作用と対策について

更新日:

タモキシフェン(バイエル)の服用を開始してから、半年くらいから、副作用が出始めました。

私のサブタイプは、ルミナルAです。

年齢が40代、閉経前ということでタモキシフェンのみの薬物療法になりました。

1年9ヶ月服用してみて起こった副作用についてまとめてみたいと思います。

服用開始半年で脂肪肝に。一番厄介な副作用。

副作用で一番厄介なのは、脂肪肝です。

症状は何もないんですが、血液検査の肝機能の数値が悪いです。

対策としてネオファーゲンという薬を1日に3回服用しています。

 

脂肪肝は、進行すると肝硬変や肝がんに発展するおそれもあるので、放置できないと主治医から説明されました。

 

タモキシフェンは、更年期障害と同じことが起こります。

体重も増えやすくなるので、できる限りの事は試してみたいと思うようになりました。

まず、始めたのがトクホのお茶

 

カテキンが内臓脂肪の吸収を抑えるそうです。

とりあえず、体重は、増えることなくキープできています。

ホットフラッシュは、入浴で改善した。

タモキシフェンの服用開始が5月。

7月から9月にかけて、猛暑日があるくらい気温が高かったせいで、

ホットフラッシュなのか夏の暑さのせいなのかわからないくらい、汗だくになりました。

 

服を着られないほど暑かったので、家では裸に近い格好で過ごしていました。

パンツとタンクトップだけで寝るなんて、人生初の経験でした。

 

ホットフラッシュが起こると、頭がゆでダコのようになりぼーっとしていました。

エアコンをつけたりして、室温を下げますが、家族が寒がる。

 

ホットフラッシュは自律神経の乱れが原因だそうです。

本に40度のぬるめの入浴が効果的と書いてあったので、実践してみました。

 

さらに、炭酸系入浴剤を使うと、血行が良くなり、睡眠や自律神経にもいい影響があるとのことで、

病院の売店でも売っている、【ホットタブ重炭酸湯】
という入浴剤を使用しました。

関連記事

体質改善したくて、入浴方法を変えてみた。

 

ホットフラッシュがひどい時は、

以前に比べ、顔に汗がじんわり、ハンドタオルが手放せません。

湿度の高い部屋でベトベトになっている顔の汗を拭きながら、

もうこれって化粧落ちてるよね?すっぴんと同じじゃん?

なんて思いながら、マスクで顔を覆いたくなる気持ちになりました。

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ホットフラッシュの汗でも化粧崩れしないファンデーションってあるの?

 

ネットで検索すると、ホットフラッシュでの化粧術なる記事もありました。

内容は、ヘアメイクさん直伝のメイク法が書かれていましたが、下地が大事だとかで、いろんなアイテムを使うのでめんどくさい。

できれば、ファンデーション一つでささっと悩みを叶えてくれるものはないかとさらに調べを進めてみました。

気になったものがあったので紹介します。

崩れにくいファンデーションとして映画などの撮影現場でも使われてるらしい スターオブザカラーのファンデーション

スターオブザカラーのファンデーションは、映画やドラマなど照明の暑さにも耐えうる女優さん愛用のファンデーションらしいです。

あんまり聞いたことのないメーカなんでググって見ると、結構口コミも良さげでした。

特徴としては、

クリームタイプとリキッドタイプ、フェイスパウダータイプの3種類

  1. カバー力があるのに透明感、素肌感がある。
  2. 少量でも伸びがいい。
  3. 汗、水に強い
  4. 日焼け止めや下地いらず

なんだそうです。

【クリームタイプ ファンデーション】

1日中崩れないのでメイク直し不要 ・毛穴やシワをしっかりカバー ・軽い付け心地と自然な素肌感 ・日焼け止めや下地は不要SPF25~28、PA+++ ・汗や水に強く、朝のメイクを1日中キープ! ・汗をかいたときはこすらず、ティッシュでやさしく押さえる

【リキッドタイプ ファンデーション】

毛穴のケアと一緒にエイジングケアもできる機能的ファンデーション ・SPF27、PA++ UVケア付きで下地いらず

付け心地はサラッとしながらも保湿力は抜群 ・1日中くずれず、みずみずしいツヤのあるお肌に

【フェイスパウダー】 ・超微粒子パウダーがテカリ・崩れをしっかり防ぐ ・キメに入り込んで毛穴を目立たせない

初回お試しファンデーション

 

服用開始早々、生理不順

服用開始1ヶ月目は生理がなく、翌月また再開。

生理は、あったりなかったりを繰りかえし不規則です。

 

生理は不順ですが、いまのところ卵巣や子宮に症状はありません。

おりものの量にも変化はありません。

 

倦怠感、眠気で生活の質が下がったので、服用時間を変更した。

タモキシフェンを服用開始した当初は、朝、薬を飲んでいました。

すると、服用3時間後くらいから、無性に眠気がやってきました。

目が開けられないくらい眠い。

そのせいか体もだるく、昼寝をしなければならないほどでした。

昼寝をすると、夜の睡眠に影響します。

 

寝つきも悪く、夜中何度も目が覚めました。

昼間は、眠気でつかいものにならず、夜は目がさえる。

生活のサイクルが狂って、悪循環になっていました。

 

開始5ヶ月目で、服用時間を変更。生活が改善された。

朝から夜へ薬の服用時間を変えてみました。

すると、「今まで何だったの?」と思うぐらい、昼間の眠気がなくなりました。

「こんな簡単なことで、生活が改善されるなら、初めから夜間に薬を飲んでおけばよかった。」

と思ったくらいです。

 

それ以来、午後7時に薬を飲んでいます。

再発したくないから、ホルモン療法を続ける。

同じ年齢の人より先に更年期を迎えなくてはならなかったり、脂肪肝になったりと体に負担はかかります。

再発して欲しくないから、薬物療法は5年間続けます。

身体的治療だけを行うより、こころの治療も一緒に行ったほうが長生きできる。

普段は考えていなくても、ふとした時に再発の不安が頭をよぎったり、

なぜ癌になったのだろうと思ったり、

小さなことがこころに引っかかる。

 

がんの治療は最先端を進んでいますが、こころのケアは置き去りの

ままのように思います。

がんとどう向き合う?寄り添う、闘う?

私が最近読んだ本に面白いことが書かれていました。

乳癌の患者さんを対象に

1.がんと闘うグループ

2.癌治療を淡々とうけるグループ

3.諦めてるグループ

4.がんであることを忘れているグループ

 

の予後について調査したところ、闘うグループが一番長生きし、

諦めているグループの人は進行がはやく予後が

悪かったというデーターになった。

と書かれていました。

 

こころが癌治療に影響していると証明された

研究結果になったそうです。

 

詳しい内容は、こちらの本に書かれています。

 

ホルモン治療2年経過した感想と体調は?

薬物療法を開始してから、早いもので2年が経ちました。

開始した当初は、ブログの体験談などをみて副作用におびえる日々でしたが、

実際やってみると、それほど辛いものではありませんでした。

 

2年経過して、太りやすかったり、生理不順、夏場はホットフラッシュがあります。

太りやすいことはに対しては、夜6時以降は、食べない。

ホットフラッシュは、【ホットタブ重炭酸湯】を使った炭酸泉で入浴。

生理不順は、受け入れる。

という感じで、変わってゆく体を受け入れながら過ごすようにしています。

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