シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳がん全摘後の生活 乳癌手術と入院中の体験記

乳がん全摘手術の1年後ってどんな感じ?

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早いもので、昨年3月に乳がん両胸全摘手術をしてから1年が経ちました。

ちょうど1年前に書いた入院中の記事がこちら↓

グッバイおっぱい。乳がん入院2日目

 

乳房を全摘した日というのは、人生の中で特別な日になりました。

「ああ。あれから1年が経ったのか。」

「乗り越えたなあ。よく頑張った。」なんて自分で自分を褒めたい気分です。

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1年経って、再発への漠然とした不安が減った。

手術したばかりの時期は、病理結果も出ていなので自分がどんなタイプの乳がんなのかもわからず、先の不安の方が大きかったです。

乳がん患者さんのブログを検索しても、不安になるようなことしかヒットせず、再発への恐怖が次第に大きくなっていきました。

 

しかし、2ヶ月が過ぎ、元の生活に戻るに従って、日々の生活が乳がんを忘れさせてくれました。

その頃から、再発に対する漠然とした不安は無くなりました。

 

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定期検査の方法は、人それぞれ違うことがわかった。

病院のホームページを見ると、術後定期検査の項目について表記されていました。

1年後は、PETCTや骨シンチ検査、マンモグラフィーなどが書かれていました。

 

乳がん手術1年後は、必ず誰もが超音波やマンモグラフィーの検査をするのかと思っていましたが、どうやら違うらしいです。

 

私の場合、両胸がないので、マンモグラフィー検査はなし。

触診もありませんでした。

 

主治医曰く

「1年経ったからとかじゃなくて、タモキシフェンを服用している場合、3ヶ月ごと血液検査で経過を観察していく必要がある。」

といっていました。

 

「患者さんによって、フォローアップの方法が違って当然だよね。」

患者側も行われる検査の意味を理解する必要性を感じました。

 

ちなみにアメリカでは、患者の利益にならない検査はしないという方針になっているそうです。

 

乳がんを受け入れられるようになった。

乳がんの告知を受けた当初は、

「自分ががんになるなんて、何かの間違いじゃない?」

「自分が、がん患者なんて到底受け入れられない。」

 

そんな思いが強かったです。

しかし、半年過ぎたあたりから、乳がん治療や全摘した胸に慣れてきたせいか、乳がんになったことを受け入れられるようになってきました。

 

乳がんになる前の生活と同じ生活に戻ったことで、がんになったことも

少しづつ忘れていっています。

友人に「体の方大丈夫?」なんて聞かれても、

「え?なんのこと?」って思う感じです。

 

「時が解決してくれる。とはまさにこういうことを言うんだな。」と

実感しています。

悲しみに浸りたい時は、どっぷり浸り悩む方がいいことを知った。

人生における様々な苦難は、時が解決してくれることを知ったおかげで、どうしようもない悲しみや不安は、頑張って乗り越えなくてもいいことがわかりました。

 

これからの人生、平穏に過ごせたら最高ですが、たまに事故にあったような重い衝撃的なことがおこるかもしれません。

そんな時は、悲しみにどっぷり浸かるようにします。

心を無視して進む方が後々後遺症が大きくなる気がします。

 

体の変化より心の変化の方が大きかった。

胸を失うのは、外見上大きな変化です。

普段の生活では、乳房パッドを使用することでカバーできます。

手術の傷も日が経つにつれ、どんどん回復していきました。

 

いい意味でもがんは、心に大きな変化をあたえます。

人生観が大きく変わる方も多いです。

私もがんになったことで、健康のありがたみや、なんでもない日常に感謝できるようになりました。

胸は失いましたが、健康と人生の意味を手に入れられ今は、とても充実しています。

 

乳がん手術から1年。1年前には到底考えられなかった心境の変化です。

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