シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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エキスパンダー挿入手術17日目 ウォーキング開始でこころに変化が。

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エキスパンダー挿入手術から17日が経ちました。

社会復帰への気ばかりが焦り、体が思うようについていかない日々でしたが、

ウォーキングを開始したことで、自身がついてきました。

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2キロを35分かけて歩く。

手術前に歩いていた公園の池の周り。

1周2キロのコース、いつもなら20分で歩き終えますが、今日は35分かかりました。

それでも、2キロ歩けたことが私にとっては大きな進歩。

 

昨日まで痛かったアンダーバストの切開傷も今日は朝から痛みなし。

「ひょっとしたら、今日ウォーキングできるかも。」

鉄は熱いうちに打て!ということで、朝から早速歩きに行ってみました。

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いつもよりゆっくりだったけど、完走できたことが大きな自身に!

歩く速度は、いつもの2倍遅いですが、緑に囲まれた公園内を歩くのは、とても気持ちよかったです。

退院してから家で過ごすことが多かったので、いい気分転換になりました。

歩きながら、「乳癌になって、人生最大のピンチが訪れたけど、今こうして胸も膨らんできて、楽しく歩いてる!これからの人生は、いいことが続いていくラッキーゾーンに入ったんじゃない!」

と勝手に思考が超ポジティブになり、なんかワクワクしてきました。

天気がよく、吹く風の心地よさも後押ししてくれたのかもしれません。

こんなわくわくした気分は、久しぶりでした。

 

たった2キロ歩いただけなのに、こんなに嬉しいなんて!

社会的に見たらどーってことないことなんですが、術後の自分にとっては大きな1歩。

健康だった頃には到底感じられない気持ちです。

 

ウォーキングを達成したことで、行動範囲を広げる勇気が出た。

2キロのウォーキングを終え、まだまだ体が動けそうだったので、そのまま買い物に出かけました。

娘のものや、ちょっと心が潤う食料品なんかを見て周り、手術前と同じ行動ができていることに、

「社会復帰できるぞ!」という確信が持てました。

 

家に帰って早速、仕事先へメールし、1ヶ月検診が終わった後に仕事復帰することを伝えました。

 

仕事への復帰日を決めたら、体力をつけ準備する。目標を持つことが大切だと気づく。

昨日まで、傷口が痛く、歩くのもやっとの状態で、まだまだ仕事復帰なんて無理!と思っていましたが、

朝起きたら、体がいつもより数段に軽い。

行動を起こすことで、心のもやもやが晴れ、仕事への意欲も湧いてきました。

 

とは言っても、明日からはまだ無理。

周りの人に迷惑をかけないだけの体力は、まだまだついていません。

健康な人の社会は、健康な人中心で回っています。

そのペースに合わせるには、まだしばらくリハビリが必要です。

 

しかし、仕事復帰日を決めたことで、それに向かって体力をつけていく目標ができました。

体が動かない時は、目標も持てませんでしたが、痛みがなくなれば、やりたいこともできるようになる。

寝てるだけでしたが、人間の回復力って素晴らしいですね。

 

今日は、8000歩歩いたので、午後は少し横になって、さらに回復力高めました。

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