先日新聞とネットニュースに
「湯あみ着を着て入る温泉が全国で広まっている。」
という記事が掲載されていました。
湯あみ着ってなに？
乳房全摘した乳癌患者さんが温泉に入るときに、傷を隠すためにつけるのはバスタイムカバーと呼ばれるもの。
こういうやつ↓
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【KEA工房】りらっくすバスクロス 術後用入浴着 バスタイムカバー 乳がん 温泉用 銭湯用 お風呂用 呼吸器系手術後に 胸元の手術跡の目隠し・保護に 左右両用 湯浴み着 S～M、 L～LL
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湯あみ着は、風呂上がりに着るラップトップワンピースみたいなもので、全身隠すことができます。
こういうやつ↓
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女性のための 温泉着(湯浴み着）カラー（グレー） 【露天風呂】【混浴】 ※送料無料の商品と同梱出来ます
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混浴露天風呂は、湯あみ着着用が増えているらしい。
混浴風呂に行く人は、湯浴み着は必須アイテムだそう。
湯浴み着着用は、裸に抵抗のある外国人観光客の方や女性でも混浴露天風呂に気兼ねなく入れるよう作られたものだそうです。
女性用、男性用両方あります。
知らなかったんですが、混浴温泉に入る女性は湯浴み着を着用して入るのが常識だそうです。
ネットで売られている湯浴み着の口コミ件数も多く、多くの方が湯浴み着を購入し使用されていました。
湯浴み着オッケーの温泉なら、乳房全摘していてもみんなで入れるよね？！
乳房再建する前の１年間は、両胸全摘で胸がなく、傷も痛々しかったです。
そんな状態だったので、温泉に入ることはありませんでした。
一人で貸切風呂や家族風呂に入るのも勿体無いし。
バスタイムで入れる乳癌患者さんに優しい温泉もあるそうですが、みんなが裸なのに一人だけ服着てるのも目立つし抵抗あります。
しかし、全員が湯浴み着を着ているなら、全然抵抗ありません。
湯浴み着って体に張り付いて体の線がくっきりしたりしないの？
次なる問題は、湯浴み着を着て入ったとして、出るとき真っ平らな胸に湯浴み着が張り付いて、胸がないことばれたりしないのかなあ。
という不安でした。
湯浴み着を着用した方の口コミを読むと、乾きが早く、バスタオルのように体に張り付くこともないそうです。
透けたりもしないとのこと。
いいじゃん。湯浴み着！
湯浴み着着用で入る温泉ってどこ？
全国に湯浴み着着用温泉が広がってきているそうですが、じゃあ一体どこの温泉なの？
ということで調べてみました。
映画テルマエロマエのロケ地で日本最大の混浴露天風呂がある
栃木 宝川温泉 汪泉閣
は、宿泊客の女性に湯浴み着を貸してくれるサービスがあるそうです。
源泉掛け流し１００％天然温泉。
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露天風呂は、山に囲まれた渓流沿いにあって、写真で見るとまるで川に入っているかのように感じました。
自然の中で入る温泉は、格別なものがあるだろうなと行ってみたくなりました。
先日、娘が夏休みだったので、日帰りで、千葉県にある鴨川グランドホテルに行ってきました。
鴨川グランドホテルは、海沿いに沿いにある古いリゾートホテルです。
鴨川グランドホテルは、日本なのにハワイみたいな場所
鴨川グランドホテルは、日帰りでプールと温泉が利用できるプランがあります。
プールは、幼児用プールと大人用の２５mプールの２箇所だけ。
プールサイドから海岸にでれますが、潮の流れが速く遊泳禁止エリア。
規模としては、小さいんですが、幼児を遊ばせるにはどこにでも目が届き、空いているので、のんびりできます。
景色も海沿いなので、プールサイドから海が見え、波の音も心地よく、まるでハワイに来ているような気分になれます。
温泉は、バスタイムカバーを借りることができる。
バスタイムカバーとは、乳癌手術でできた傷を隠すことができる入浴着です。
全摘した傷って、やっぱり人に見られたくないです。
だけど、温泉にも入りたい。
そんな人のために作られたのがバスタイムカバーです。
鴨川グランドホテルは、予約時や入浴時に利用したい旨を伝えると、貸してもらえます。
乳がん用バスタイムカバー（温泉入浴着） 手術側：右側 サイズ：M
バスタイムカバーが借りられる温泉や入浴着okな温泉ってたくさんあるの？
全国的にバスタイムカバーをつけたまま入浴できる温泉は、増えているようです。
私も何度か、バスタイムカバーのポスターが温泉の脱衣所に貼られているのを見たことがあります。
鴨川グランドホテルは、ホテルのホームページにバスタイムカバーの貸し出しが記載されています。
実際、バスタイムカバーを使って入っている人は、まだ見たことがない。
乳房再建する前、私もなんどか、温泉に行くたび、バスタイムカバーを検討してみました。
しかし、自分の泊まる旅館がバスタイムカバーでの入浴がokなのかもわからなかったし、
それを着て入浴する勇気もなかったので断念しました。
鴨川グランドホテルのホームページで、大きく明記されているところを見ると、利用されるお客さんもそこそこいるのかな？
と感じています。
鴨川グランドホテルの温泉は、42度くらいと熱め。
露天風呂、内風呂、サウナ、水風呂、岩盤浴、寝湯がありました。
全体的に温度は熱めです。
眺望は海。
露天風呂は、海風が気持ちよかったです。
混浴露天風呂は、絶景や良質な温泉が多いらしい。
男女に分けることのできない混浴風呂は、絶景をそのまま楽しんで欲しいから、男女分けることが難しい、
天然温泉なので男女分けることが難しいとかの理由で混浴になっているそうです。
確かに、テレビで見る波打ち際の温泉とか、手つかずの山の中の秘湯は、みんな混浴。
全摘手術して落ち込がちな気持ちを湯浴み着着て、混浴秘湯巡りするのも良いかもしてません。
特に術後の傷の回復に良い温泉とか行ってみたいです。
こんな温泉には行きたくない。
洗い場に仕切り壁がない。
乳癌全摘していた頃、温泉に入るのはとてもハードルの高い行為でした。
第一関門の、脱衣所での着替えをささっと済ませたところで、次なるハードルがやってきます。
第二の関門は、洗い場です。
温泉に入るマナーとして、体は先に洗ってから。
洗い場には、２タイプあります。
一人一人、仕切り壁で区切られ、隣の人が見えないタイプ。
シャワーや蛇口がずらっと並んで仕切りがないタイプ。
です。
仕切りのないタイプは、鏡に映った自分の体が隣の人から丸見えです。
まじまじと見ることはありませんが、目線に入ります。
仕切りのあるタイプは、鏡に映った体だけでなく、隣の人の顔も見えません。
体の傷を隠さずにすみ、他人の目を気にせず洗えます。
洗い場に仕切り壁のない温泉だった場合、部屋についてるお風呂で洗ってから、
人の少ない時間帯にささっと温泉だけ浸かるという方法もあります。
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温泉のお湯が透明
第二関門の体を洗う問題を突破したら、次はいよいよ、温泉に入ります。
お湯に入るまでは、タオルで体を隠しながら移動できますが、お湯に入ったらタオルは使えません。
にごり湯だったら、お湯の中の体は見えませんが、透明の場合、お湯に浸かった部分の体も見えてしまいます。
壁の方に移動したり、他のお客さんに背を向けて胸が見えないようにという工夫に悩まされます。
浴槽が小さい
露天風呂や内風呂の浴槽が小さいと、他のお客さんとの距離が近くなります。
距離が近いと、自然に目線に入ります。
「あれこの人、片方胸ないね。」
って思われてるんじゃないかとヒヤヒヤしながらでは温泉を楽しめません。
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貸切風呂がない。
大浴場に入る勇気はないけど、温泉には入りたい。
せっかく温泉宿にきたのだから、温泉に入りたい。
乳房全摘患者さんは、貸切風呂を利用されている方も多いそうです。
貸切風呂なら、他人の目を気にせず、温泉を思う存分堪能できます。
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