半年前、乳癌手術で失なった両胸に乳房再建のため、ティッシュエキスパンダーを入れました。
エキスパンダーの入った少し硬い両胸にも慣れてきたところ、いよいよ明日インプラントに入れ替えるための手術を行います。
インプラント入れ替え手術のため前日に入院
私の通っている病院は、手術前日から入院します。
ほぼ健康な体で入院するので、体は暇を持て余しています。
かといって、看護師の方や麻酔科の先生などが不意打ちにやってくるので、病室から長時間離れるわけにもいかず、
有り余る時間を持て余して過ごしています。
手術前日にしたこと
術後に備えてコンビニで買い物
午前中に入院手続きをし病室に案内されました。
1年半の間に3回入院することもあり、看護師の方も私のことを覚えてくれていました。
担当看護師の方は、20代半ばくらいの優しい顔つきのお嬢さん。
前回入院の時も気さくに話しながら、いろいろお世話になりました。
知った顔の方がいると、緊張する手術前でもリラックスして過ごすことができます。
今回も前回同様、入室してからすぐ、今後の流れや手術に必要なもの、健康状態のチェックを行いました。
看護師のオリエンテーションが終わると、暇だったので病院内のコンビニに必要なものを購入しに行きました。
手術で必要な T 字帯、アクアソリタ2本を購入
アクアソリタは、手術当日点滴をする代わりに2本飲むといった病院の方針で買いました。
T字帯は、手術時、下着の代わりで使います。
ご飯のお供で唐揚げと明太子を購入
昼ごはんから病院食だったので、ご飯のお供に唐揚げと明太子を購入しました。
病院食は、まずくないんですがおかずの数が少なく、ご飯が進まない時があります。
唐揚げや明太子が加わるだけで、いつもの食事になり、病院食も美味しく食べることができました。
食事が進まないと気分も落ち込んでくるので、食事制限がなければ、おかず追加はおすすめです。
乳房再建の形成外科先生が来室
コンビニから帰って病室でのんびりしていると、出頭医である再建先生が病室にやってきました。
前回もそうでしたが、再建先生は、必ず1日に2度くらい病室に様子を見に来てくれます。
かなりちょーベテランの先生ですが、腰が低く素敵な女医さんです。
再建先生「風邪など引いてないですか?16時にもう一度来て、胸にマーキングをするので、それまでにシャワーを済ませてください。」
「明日は、午後からの手術になります。夕ご飯は食べられませんが、8時くらいに飴など口にできるかもしれないので、簡単に食べられるものを用意しておいてください。」
前回の手術後は丸一日、水も飲めず何も食べられませんでした。
今回は、手術の時間によって、もしかしたら何か食べることができるかも。
うれしいです。
薬剤師の方が来室。使う薬の説明
昼食を終えると、今度は薬剤師の方が病室にやってきました。
今回使う薬は、抗生剤、痛み止め、胃薬。
前回と薬も同様でした。
腹部からの脂肪吸引があるので、へその掃除をする。
次にやってきたのが、担当看護師の方。
看護師「さっきし忘れたんですけど、明日はお腹から脂肪吸引するので、おへその掃除しますね。」
おへその掃除?
おへそっていじるとお腹が痛くなるからいじるなとか親に言われたことあります。
へそのそうじなんてやったことありません。
私「おへそって掃除したほうがいいんですか?」
看護師「おへその掃除はしたことないっていう人多いですねえ。年配の方なんかでも一度も掃除したことないって方もいらっしゃいますよ。そんなかたのそんな方のおへそからは、ごっそり大きな塊が出てきたりもしますねえ。」
おへその掃除したからといって、お腹が痛くなることはないみたいなので、今後私も定期的におへそ掃除してみようと思います。
おへそ掃除の仕方
看護師の方がしてくれた方法ですと、
仰向けになって、おへそにオリーブオイルを少し垂らす。
↓
温かいタオルをヘソに乗せる。
↓
綿棒でおへその表面を掃除する。
といった感じでした。
あまり中までぐりぐりやる感じではなかったです。
麻酔科医の先生が来室
シャワーを終え、病室で動画配信のdTVで海外ドラマを観ていると、麻酔科の先生がやってきました。
毎度のごとく、全身麻酔の説明と過去に麻酔で気分が悪くなったことはないかなど質問されました。
全身麻酔についての同意書を書き5分くらいで終了。
とにかく暇なので、日頃ゆっくり見れないドラマや映画を観て過ごす。
入院中は、行くところもないので時間がたっぷりあります。
読みたかった本や、観たかった映画などを誰にも邪魔されずに観ることができます。
今回の入院は、乳癌全摘手術の時とは、全く心境も違います。
新しい胸を手に入れるワクワクする手術。でも手術なので麻酔などの不安もある。
手術前日は、余計なことを考えると不安になるので、楽しみながら時間を過ごしたいと思っています。
なので、dTVで配信されている海外ドラマを思う存分楽しむつもりでやってきました。
飲食制限についての説明
前回もありましたが、全身麻酔をするので、飲食の制限があります。
今回は、夜中の0時まで飲食OK。
手術当日は、絶食、10時までにアクアソリタというドリンクを飲んでおくようにとの指導がありました。
それ以外の飲み物は、禁止です。
夕食は、18時なので、夜9時頃お腹が空いてしまいます。
そんな時のために、夜食としてあんぱんを買っておきました。
普段なら絶対食べませんが、次いつ食事ができるかわからないので、今夜はギリギリまでなにか食べておこうと思います。
再建先生より胸のマーキング
病棟の診察室で再建先生により胸のマーキングをしました。
再建先生「脂肪を入れる位置を確認するためマーキングしておきますね。」
といわれ、マッキーで胸に色んな線を書き込まれました。
入れるインプラントの大きさは、390グラムくらい。
今はエキスパンダーで420ぐらいに拡張しているので、実際に入れるものはそれより小さく、定着する1ヶ月間は、インプラントが逆さになったり動きやすいんだそうです。
脂肪吸引の方は、お腹の脂肪をおへそを少し切って行うので、傷はわからないと言っていました。
胸は、前回の傷口を利用し、切る部分も前回より短いと言っていました。
手術時間は、両側なので1時間半から2時間くらい。
ドレーンは、前回より細いものを使用。
夜には尿の管が抜けて歩けるようになるでしょうとのこと。
痛みは前回よりも軽く、すぐ動けてしまうんだそう。
話だけ聞いてると、体にあまり負担がなさそうです。
インプラントの入れ替えは、日帰りで行う病院もあるくらいだと先生は言っていました。
乳房再建インプラント入替手術当日がやって来た。
昨夜は10時頃就寝しましたが、病室内が暖房で暑いのと、のどの乾燥の為、なんども目が覚めました。
2度寝三度寝を繰り返し、6時半に看護師の方が、血圧を測りに来たので、起床しました。
手術は本日午後予定。
朝の10時までに、アクアソリタというポカリスエットみたいな飲み物を2本飲みます。
今までは、点滴を腕にしていましたが、患者さんの自由を奪うとか、負担軽減のため、このドリンクを点滴の代わりにしたそうです。
少し甘いですが、冷やして飲めばグイグイ飲めます。
朝食なしなので、空腹感も満たされます。
朝起きると子供から電話が来る
6歳の娘から朝一で電話がきました。
入院中は、実家で母に見てもらっています。
6歳になると状況の理解力も高くなり、「手術頑張って!」など私への気遣いの言葉もかけてくれるようになりました。
寂しくならないよう、子供はいつも通りに生活をしてもらい、寂しくなったら電話してきてもらうといった対応にしています。
再建先生が朝一やってくる
朝7時半ごろ、出頭医である再建先生が様子を見にやってきました。
再建先生「よく眠れましたか?今日は頑張りましょうね。退院翌日から全身シャワーOKですが、2日くらい頭洗えないかもしれないので、午前中頭洗っといてください。」
といって笑顔で接してくれました。
感じのいい品のある方で朝から爽やかな気分になりました。
乳腺科の若い医師が病室に挨拶に来る
再建先生とともに手術を担当してくれる乳腺科の若い女性医師が挨拶に来てくれました。
私の通っている乳腺科は、若い先生は全て女性医師です。
明るい人、神経質そうな人いろいろいますが、頼もしいです。
12時になったら手術着に着替える。
手術当日ということもあり、病室に入るとちょくちょくいろんな人がやってきます。
看護師の方も手術着を持ってやってこられました。
看護師「今日の手術は午後からです。12時になったらストッキングと手術着の着用をお願いします。」
手術に対して心配することはありませんが、時間が近ずくにつれ少し緊張してきました。
緊張をまぎらわすため今日も朝からdTV
を満喫しています。
病院で偶然に知り合いに会う
手術の時間まで時間があったので、病院内のコンビニをうろうろしに行きました。
コンビニに行く際、パジャマで行くか着替えて行くか迷いましたが、気分転換もかねて外出着に着替えました。
私の病院は家から1時間くらい離れた場所。
知り合いに会う距離でもないんですが、偶然保育園の保護者の方と病院内で遭遇。
保育園ママに「似てるなと思って!」と呼び止められてしまいました。
保育園ママさんは、ご家族の見舞いで来ていたそうです。
私の方は、手術ともなんとも言えず、軽く挨拶して終わりにしました。
「パジャマじゃなくてよかった!」
病室内に帰るエレベーターで思ったこと。
まさかこんなところで、知り合いに会うなんて!
そういえば、数年前、草津の温泉に家族で出かけた時も、偶然湯畑で保育園で同じクラスのご家族に会いました。
うちから草津の温泉までは、300キロほど離れています。
そんなところでも偶然会うくらいなんだから、いつでも油断できませんね。
いよいよインプラント入れ替え、脂肪注入手術へ
午後1時ごろ、看護師の方が迎えにきました。
手術室へは、いつも歩いて向かいます。
病室の裏側の世界は、迷路のようになっており、手術室とつながるエレベーターは、一般患者からは見えません。
手術室に近づくに連れて、どんどん鼓動が早くなっていきます。
手術室の入り口に着くと、乳腺科の先生や看護師の方3、4人が待っていました。
名前の確認をし、頭にキャップを被って手術する部屋に案内されます。
先生「手術3回目ですね」
私「3回目が一番緊張しますねえ。」
そんな会話をしながら、手術室のベッドに横になりました。
手術室は広く、機械が周りに置かれている真ん中にベットはあります。
手術用ベットは、ヒーターが入っているのか、ほんのり温かいです。
心電図をつけられ、点滴のルートを確認していきます。
点滴を刺すのが、新人の若い先生。
私の左腕の血管がうまく見えないのか、5分ほど経過してもうまくできません。
その間、脈拍を示すピッピという音がどんどん早く鳴っています。
再建先生「かわいそうに。緊張していますね。」
そう言って私の右腕を優しく握ってくれました。
また、別の先生は赤ちゃんを寝かしつけるように、トントンしてくれます。
「ん?安心するけど、大人になってトントンされたのは初めてだぞ。」
子供が寝るときにいつもしていたので、なんだかおかしくなりました。
手術室にはオルゴールのようなメロディーが流れ、徐々にリラックスしていくうちに眠りについていました。
2時間くらいで手術終了。しこりも切除
再建先生「終わりましたよ。傷口の近くにしこりあったので取っておきました。」
そう言われ、カップに入った切除したしこりを見せられました。
手術する数ヶ月前から、左胸のアンダーバスト部分にあずきぐらいの大きさのしこりがありました。
「再発だったらどうしよう。」そんなもやもやした気持ちで数ヶ月、過ごしていました。
再建先生「たぶん悪いものではないですよ。一応顕微鏡に回しておきますね。」
「あれ取ってくれたんだ。ラッキー」そんな気分でした。
病室にもどり、3時間後に酸素マスクが外れる。
16時頃病室に戻ってくると、しばらく寝ていましたが、暑くて目が覚めてしまいました。
痛みは強くありません。
寝苦しさと戦っていると、18時半ごろ再建先生が病室にやってきました。
再建先生「痛みはどうですか?酸素はもうすぐ外せます。酸素外したら、お水も飲めますし、食事をとっても大丈夫です。尿の管も外して歩けるようになりますよ。」
管まみれで寝ているのが辛かったので、天からの助けが来た気分でした。
再建先生「さっきも言ったんですが、しこりがあったの気づいてましたか?あれは嚢胞と言って脂肪の垢みたいなものなんです。
ほっとくと大きくなるので、インプラントの入り口だったので感染したりすると困るので切除しました。良性腫瘍なんで心配ありません。」
その言葉を聞いて不安がまたひとつ減りました。
脂肪吸引の痛みは、筋肉痛のよう
私は、お腹の脂肪を胸に注入しました。
お腹には、バンドが巻かれ圧迫しています。
術後すぐは、軽い筋肉痛のような痛みがありましたが、辛い痛さではありませんでした。
胸にもバンドが巻かれている
手術した両胸には綿がまかれ、その上から圧迫用のバストバンドが巻かれていました。
胸の痛みは、切開した傷口の部分が痛かったです。
再建先生「脂肪注入した部分は、乳癌の手術で感覚が麻痺しているので痛くありません。」
とおっしゃっていたとおり、全く痛くありません。
手術当日に、尿の管、酸素がはずれ歩けるようになる。
乳癌全摘手術、ティッシュエキスパンダー挿入手術の時は、手術当日は尿の管をいれたまま、ずっと寝たきりでした。
この不自由さが結構苦痛でした。
「早く朝にならないかな。」と全てが外れ、水が飲めるようになるのを心待ちにしていました。
今回は、術後数時間で、飲食もでき、歩けるようになります。
それがとても嬉しく、看護師の方から、「先生からOK出たんですが、歩けそうですか?」と聞かれた時は、
すぐさま「歩けます」といって、酸素マスクと尿の管を外してもらいました。
手術後当日の夜は眠れない。
水をのみ、軽食用に用意しておいたヨーグルトを口にしました。
ヨーグルトは、小さいカップでしたが、少しづつしか食べることができず、1時間かけて完食しました。
「ヨーグルト買っておいてよかった。」
全身麻酔の影響なのか、喉には少しづつしか通らず、チョコレートとか固いものは食べることができませんでした。
インプラント入替手術翌日の様子
両胸のインプラント入れ替えと脂肪注入手術が終わりました。
昨夜は、眠くなかったので、夜中の2時半頃まで起きていました。
今朝目覚めたのが5時半。
約3時間睡眠です。
夜中は、胸の圧迫のせいか、横になっても座っていても息苦しく、結局病室内をうろうろしたりしながら過ごしていました。
その甲斐あってか、朝には痛みはなくなり、普段と同じくらいの歩調で歩くことができています。
朝一、インプラントを入れた胸の傷の消毒
朝8時頃、再建先生が看護師の方と、研修できているよその大学病院の先生をつれて病室にやってきました。
私がベットの正座してパソコンを開いている姿を見て、
再建先生「お元気そうですね。痛みがないからといってあんまり動かないでくださいね笑。出血量増えちゃうので。」
といいながら、研修できた女の先生とともに胸の消毒を始めました。
胸の痛みは、ロキソニンでコントロールしているので、ほとんど痛くありません。
乳癌全摘手術、エキスパンダー挿入手術後に比べると、だいぶ体は楽です。
これなら、日帰り手術する病院があるのもわかります。
胸は内出血して大きな青あざになっている。
出来上がった胸を初めてみました。
再建先生「胸は脂肪を入れたことによって、インプラントの境界線がわからなくなり、自然に仕上がってますよ。」
とおっしゃる通り、形は綺麗になっています。
デコルテ付近に脂肪を注入したので、その付近は内出血して青くなってます。
脂肪吸引してお腹は、痩せたの?
脂肪吸引の最大の関心ごと。
お腹の肉は減ったのか?
感想としては、「あんまり変わってないんじゃないの?!」
というのが第一印象です。
再建先生「お腹の脂肪は、下の方をとってます。」
脂肪を採取した場所は、均一にならしてあり、ぼこぼこしたりしていません。
採取した量も少ないので、見た目そんなに変わった印象はありませんでした。
多分、サイズダウンはしてないと思います。
お昼ご飯を食べて少し横になる。
無くなりそうな水を買いにコンビニへ行った後、お昼ご飯にカツ丼を食べてから、少し疲れたので、病室で横になりました。
病室は、ナースステーションから離れているのでものすごく静かです。
昨日の寝不足もあって、テレビやビデオも見る気が起きず、ゴロゴロして体力を回復させました。
明日午前中に退院
事務の方が、概算の治療費を伝えにやってきました。
3泊4日で10万円。
今回は、癌保険の手術費用が出ないので、たぶん赤字。
この価格、安いんだろうけど、年末に痛い出費です。
乳房再建によるインプラント入れ替え手術と脂肪吸引及び注入手術から2日目退院
午前9時、両胸のドレーンを抜く
午前9時頃、再建先生からドレーンを抜くから病棟の診察室に来るように、ナースコールで連絡が入りました。
ドレーンが抜ければ、いよいよ待ちに待った退院です。
大リーグ養成ギブスのような胸の違和感や不自由さからも解放されます。
歩いて診察室に行くと、診察室前でにこやかに再建先生が出迎えてくれました。
再建先生「じゃあドレーン抜きますね。ベッドに横になってもらえますか?」
両胸の消毒をしながら、ドレーンを抜く瞬間、大きく深呼吸するように言われます。
深呼吸していると、徐々に管が抜けていくのがわかりました。
痛みはありません。
両方の胸のドレーンが抜け、やっと元の自由な体になりました。
退院後の過ごし方と傷のケアについて
処置が終わると、退院してからの過ごし方と傷のケアについて説明がありました。
シャワーは、退院翌日から
再建先生「今日ドレーン抜いたばかりなので、ひょっとしたらドレーンの穴から排液が出てくるかもしれません。出る人は、ガーゼを汚すほど出るので、今日は、胸を濡らしたくないのでシャワーはやめてください。翌日からは大丈夫です。」
2日間、頭を洗っていないので、痒くなってきました。
ケープをつければ、シャンプーしても良いとのこと。
抜糸までの約1週間は、胸の内出血を抑えるため圧迫する。
私は、インプラントと脂肪注入を併用した乳房再建を行っています。
脂肪は、インプラントとデコルテ部分の境界線にできる凹みをなくすため、その部分に注入しました。
脂肪を注入した箇所は、赤紫に変色し、内出血しているのがわかります。
変色は徐々に無くなっていくそうですが、内出血を抑えるため、
チュービコットと呼ばれる弾力のある腹巻みたいなものと谷間に綿をいれて
圧迫しています。
これを抜糸まで続けるように言われました。
脂肪吸引部の腹部もガードルで1週間圧迫する。
胸に入れた脂肪は、腹部の脂肪を吸引しています。
吸引された部分は、胸同様青紫に変色しています。
変色は、大きく広がっているわけではなく、3箇所くらいぶつけた感じの狭い範囲で内出血しているのがみてわかりました。
再建先生「1週間は、ガードルとバストバンドで腹部の圧迫をしてください。寝るときや外出で困るは、どちらか一方だけでも大丈夫です。内出血がおさまり約1ヶ月したころ、今度は癒着をなくすよう腹部をマッサージしていきます。それはまた改めて教えます。」
手術の傷口は、洗ったあとガーゼで保護。
再建先生「シャワーができるようになったら、傷口も洗うことができます。傷は3日間でくっつくので、中に石鹸が入ったりする心配はありません。洗い終わったら、抜糸まではガーゼで傷口を保護してください。」
私、「傷に直接テープを張ってはダメですか?」
再建先生「縫ってある糸がとれるかもしれないので、傷に直接テープは貼らない方がいいでしょう。」
運動はだめ。日常生活における挙上はOK
再建先生「退院後は、洗濯物干したり、上のものとったりするなど、日常生活の範囲内でしたら、腕を上げても大丈夫です。
1ヶ月くらいは、インプラントが動いてしまう可能性があるので、激しい運動はやめといてください。」
このように、いろいろ退院後の注意事項を説明されました。
3泊4日の入院費用は、約10万円
手術費、入院費、薬代、診断書費用など、全て含めて約10万円でした。
もしこの手術が10年前だったら、人工物による乳房再建は、保険適応でなかったので両側の場合200万円はかかっていました。
今は、20分の1の費用で再建できてしまうんですね。
改めて、日本の医療制度に感謝します。
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