オンコタイプDX検査は、乳癌再発リスクを調べる検査
オンコタイプDX対象者は、ホルモン陽性の人
・リンパ節転移がなく、エストロゲンレセプターが陽性の人
・閉経後で、リンパ節転移があり、
エストロゲンレセプターまたは、
プロゲステロンレセプターが陽性の人
オンコタイプDXで何がわかるの?
乳癌の再発リスクがわかる
手術で摘出した乳癌組織を使って、
乳癌の再発する可能性を、低リスク、中間リスク、
高リスクで評価する検査。
再発リスクを調べてどうするの?
術後に化学療法をする必要があるかどうかがわかる。
低リスク:
ホルモン療法に化学療法を追加しても治療効果に差が出ない。
よって、ホルモン療法のみ
高リスク:
化学療法の追加で、上乗せ効果が期待できる。
よってホルモン療法+化学療法も検討
中間リスク:
高リスクに近い中間リスクなのか、腫瘍の大きさ、病理診断結果
を参考にして主治医と相談する。
オンコタイプDXの料金はどれくらい?
オンコタイプDXは自費の検査。
オンコタイプDXは、保険が適応されないので、高額な検査です。
費用は、約40万円くらいとのこと。
高いお金を払ってまでやる価値のある検査なの?
私のサブタイプは、ルミナルA。
リンパ節転移がなく、エストロゲンレセプターが陽性の人に
当たります。
私は、主治医からこの検査についての説明はありませんでした。
ルミナルAタイプの人は、通常、抗がん剤よりもホルモン療法
の方が予防効果があるので、ホルモン療法を行います。
しかし、ルミナルAと一口に言っても、個々の乳癌の特徴は、
それぞれ違うそうです。
オンコタイプDXの遺伝子検査で、
再発に関する21の遺伝子を調べると、
ルミナルAの人でも化学療法を行ったほうがより、
再発のリスクを減らせるといったことがわかるそうです。
病理結果で、化学療法の判断を迷う場合、
体に負担のかかる化学療法を不用意に行う必要性がなくなるといった
メリットもあるそうです。
[blogcard url=”http://souki-nyugan.net/2016/12/31/乳癌ホルモン療法副作用対策になる?!効果的な/″]ルミナルタイプすべての人が、オンコタイプDXをやったほうがいいの?
病理結果でわかるKi67が30%以上の人が対象のようです。
私の場合
ルミナルA
Ki67 20%以下なので、
もともと、化学療法の判断に迷うような病理結果でなかったので
オンコタイプdxを勧められることはありませんでした。