術後ホルモン療法をするにあたって、
自分なりに納得して治療したいので、
タモキシフェンを服用するメリットを調べてみました。
疑問 なぜ40代に乳がん患者が多いのか?
40代になるまで、インフルエンザやノロウィルス以外で
病院に行くことはありませんでした。
数年に1度受けていた人間ドックも問題無し。
健康な自分がなぜ、乳がんになったのかを考えてみました。
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乳がんは、40代女性をピークに発症する
一般に、乳がんの最初の発生は40歳代に多いとされています。「エストロゲンが急速に低下していく」年代ですが、分泌量が減る一方のエストロゲンを少しでも多く受け止めるために、乳管上皮細胞ではエストロゲン受容体(ER)が増えてきます。この受容体と結びついたエストロゲンは細胞分化や細胞増殖を促す働きがあるため、乳がんの発症につながると考えられています。
乳がんインフォ 引用
40代になって今までと違うことが、
体の中で起こっているんですね。
加齢が乳がんを引き起こすようです。
エストロゲン受容体が増え、
受容体と結びついたエストロゲンの一部が、
がん細胞になっていく?!
と解釈すればいいのかな?
となると、受容体とエストロゲンを結びつかなくすれば、
乳がんにはならないってことですね。
受容体とエストロゲンを結びつかなくさせるのが、タモキシフェンの役目。
タモキシフェンを飲むと、エストロゲンが受容体にくっつくのを
ブロックします。
そして、がん細胞の増殖を抑えるそうです。
無治療だったら、またがんになるの?
加齢で、乳がんになってしまったのなら、無治療なら、
また、がんになるんじゃないのって思いませんか?
乳がんの部分は、手術で摘出したから、
がんの増殖スピードはなくなるけど、
あらたにがん細胞が生まれる可能性だって
あるんじゃない?
って疑問に思いました。
死ぬまでがんにならないとは、言えなそうです。
再発率は低いけど 全身治療のメリット
タモキシフェン服用メリット
- 局所再発を防ぐ目的
- 遠隔転移を防ぐ目的
リンパ節転移もなく、浸潤径が小さいければ、
遠隔転移が起こる可能性は、かなり低い。
しかし、乳がんは、浸潤した時から、
微小転移が全身に広がっている可能性があると言われています。
転移した先で、がん細胞が生き延びられるかどうかは別として
小さな芽を潰すという意味で、
タモキシフェンを服用するメリットがあるようです。
[blogcard url=”http://souki-nyugan.net/2016/12/31/乳癌ホルモン療法副作用対策になる?!効果的な/″]気づかないうちに、体の中が年を取っていた
40代になり、痩せにくくなったり、
白髪が増えたり、すこしづつ加齢の影響は実感していたけれど、
心だって、体力だってまだまだ、若いと思っていました。
乳がんになったことで、今までと同じではいけないんだな。
とも感じるようになりました。
再発防止のため、食生活、運動といった生活の見直しが、
必要だとも感じました。
これらとともに、補助的な役割としてタモキシフェンを
取り入れてみようと思います。
副作用がメリットを上回ったら、やめてもいいそうなので。