両胸の全摘手術を終え、１週間の入院から、我が家に戻ってきました。
設備が整い、看護師の方がケアしてくれる環境とは違い、全て自分でなんでも行わなくてはなりません。
術後工夫した点などについて書いておこうと思います。
手術後、家で寝るときは、座椅子が楽だった！
退院して変わったことといえば、布団。
病院のベットは、リクライニング式。
術後から起きる時に楽なのと、両胸全摘で寝返りが打てない理由から、
頭を40度くらい起こした体勢で寝ていました。
家に帰ると、布団はフラット。
フラットな体制だと、起き上がるのが大変。
腹筋に力を入れると全摘した箇所が痛みます。
全摘した両胸を動かすと痛いので、寝返りもうてません。
ずっと仰向けなので、腰もいたくなります。
そこで便利だったのが、リクライニングのできる座椅子。
布団の上に座椅子を置いて、頭を４０度くらい起こして寝ました。
こうすると、病院と同じ体勢で寝れます。
夜中トイレに起きるときも、すんなり起きれました。
こんな感じのを使っていました。↓
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リハビリは、散歩がいいことがわかった！
両脇、胸に違和感や多少の痛みはあります。
睡眠中は痛くありません。
しかし、寝起き直後は、体が動いていなかったせいか
立ち上がるとピリピリした痛みがありました。
これらの痛みは、動くことで徐々に治っていきます。
理学療法士の方に教わった、腕の上げ下げの運動の他に
散歩をリハビリに加えました。
散歩といっても、家の近所を１０分くらい歩く程度です。
両胸に、たまにくるズキンという違和感のせいで、
はじめは、ゆっくりとしか歩けません。
しかし、自分で行ける場所が増えると生活に体が馴染んでいくのが実感できました。
今まで無意識でしたが、痛みという違和感があると、歩く行為は足だけを使っているのではなく、
背筋や腹筋、腕も使っているのを感じました。
こころとからだが、いい具合にリハビリできました。
乳頭乳輪は、温存できるのか？不安になる
からだは、少しづつ動くようになって嬉しい反面、一つ不安要素が出てきました。
乳頭乳輪が真っ黒に黒ずんできたからです。
真っ黒に黒ずんでいるということは、壊死している可能性があります。
主治医からは、
「毎日シャワーを浴びて、血流を良くし、その後軟膏を塗ること。」
といわれ、それを忠実に行っています。
正常な乳輪って個人差はありますが少し、茶色ですよね。
今の色は、確実に黒いです。
なおかつ、白く化膿しているような部分もあるし‥。
先生に言われた言いつけをまもり、再生してくれるのを待つばかりです。
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乳頭ケアの必需品
毎日のシャワー後、乳頭が落ち着着くまでは、血行を促進する薬を塗っていました。
プロスタンディン軟膏
主治医から処方された軟膏です。
ガーゼに軟膏をつけて、患部に貼っていました。
ガーゼ
ガーゼは、一枚一枚密封されたのもの購入しました。
通気性がよく、肌触りのいいものが良かったです。
似たようなタイプで、綿のようなコットンタイプのものもあり、購入するとき間違えそうになりました。
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ガーゼを抑えるテープは、テープかぶれしないものにした。
入院中点滴の針をテープで抑えていた時に、テープかぶれしました。
痛痒く、辛かったので、看護師の方にテープかぶれをしないテープに変えてもらいました。
家でも、病院からもらった、テープかぶれしないテープで傷口のケアをしています。
マイクロポアというテープを使っています。
主治医曰く、これでかぶれたら何を使ってもかぶれる。と言っていました。
確かに、これだと全くかぶれませんでした。
テープ自体が薄く柔らかい感じです。
粘着力があって剥がれないのに、肌に優しいのがとてもいいです。
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