乳がん両側全摘手術から7ヶ月が経ちました。
同時再建していないので、胸は真っ平らなままです。
傷の痛みについて
私の場合、手術のあとは、
両側にセンチネルリンパ生検の傷が脇近く。
右胸中央に一文字の傷跡。
左胸乳輪にそって切開跡。
の4箇所あります。
痛みは、どの箇所もありません。
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手術痕に見た目について
センチネルリンパ生検の手術痕は、他の組織と同化して
目立たなくなってきました。
左胸乳輪の傷は、乳輪に同化してわかりません。
一番、大きい傷右胸は、今もしっかり傷痕がわかります。
胸の張り付きについて
両胸乳腺を取ってしまったので、下の組織との癒着があります。
右胸は、乳輪乳首もないので、皮膚が日に日に縮んで下の組織に
ぺったり張り付く感じがわかります。
ぺったり張り付いた皮膚では、乳房再建に適さないと
再建の先生に言われました。
乳房再建するなら、マッサージが重要
主治医、再建の先生ともに、
「毎日胸をマッサージし皮膚を柔らかくすることがとても重要!」
とおっしゃっていました。
主治医:
「マッサージしていた人としていなかった人では、再建した際
ものすごく違いがありますよ。」
乳房再建では、皮膚の伸びが重要だそうです。
皮膚を伸ばすには、皮膚が柔らかくなくては伸びないとも言われました。
マッサージは、皮膚を動かすように行う。
やり方は、保湿剤のヒルドイドローションを風呂上がりに胸に
塗ります。
【第2類医薬品】HPローション 50mL | ||||
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次に、張り付いた皮膚を動かすようにマッサージします。
撫でるのはダメ。
再建の先生:
「癒着をはがすようにマッサージしてください。」
と言っていました。
「癒着ってはがれるの?」と疑問がわいたので、
主治医に聞いてみると、少し笑いながら、
「癒着がはがれることはないんだけど、ぺったり張り付いた皮膚が
柔らかくなるとつまめるようになってきます。
よく動くようにすることが重要なんです。」
確かに、マッサージさぼると、
皮膚が縮まっていくような引きつれ感があります。
皮膚というのは、縮む性質があるとのこと。
手術から7ヶ月も経つと、いろいろさぼりがちですが、
全摘手術後は、
毎日、腕もよく動かし、皮膚もマッサージすることが
トラブルを防ぐ鍵だと実感しています。
油断禁物ですね。
腕の上がりについて
手術直後は、腕も上がらず洗濯も干せず不自由でしたが、
7ヶ月も経つと、
肩を回したり高いものを取ったりもできます。
それでも、再建の先生には、両腕を上げるよう言われた際、
「肩が硬いですね。手術までに、腕をまっすぐ伸ばせるように
してくださいね。」と指摘をうけました。
手術する前から、もともと体が硬く腕をまっすぐ伸ばせる方では
なかったので、痛い指摘でした。
胸の皮膚の色について
手術して間もない頃は、胸全体が青く、
次第に黄色味をおびてきました。
「この色一体いつになったら、正常な色になるのかしら」
なんて、当初は思っていました。
7ヶ月経った今は、
周りの皮膚と同じ色になっています。