エキスパンダー挿入後3週間が経ちました。
本日は、タモキシフェンを処方してもらうため、乳腺外科主治医のクリニックに行ってきました。
ルミナルタイプの乳がん患者さんは、5年間定期的に、乳腺外来に通う必要があります。
治療が長引くのは、経済的にも時間的にもデメリットですが、何かあったときに相談できるお医者さんがいるのは心強いです。
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主治医:「再建手術後から3週間経ちましたね。何か問題とかありますか?」
私:「とても順調に回復しています。」
「あっ!ちょっと気になることがあるんですが…」
「再建手術後、心拍数がなかなか下がらなくて、病室に帰れませんでした。今も心拍数が100くらいあるんですが、これって更年期のせいですか?」
主治医:「更年期でドキドキすることはあっても心拍数が上がることはありません。」
電子カルテで、エキスパンダー手術の時の治療内容を確認しながら、
主治医「ストレスがかかると、1次的に心拍数が上がることがあるんです。私もあります。カルテを見る限り一時的なものでしょう。口から心臓が飛び出てくるような苦しさとかなければ、心配することはありません。もし不整脈が続くようなら循環器でホルター心電図してもらう必要がありますが‥。」
自覚症状はないので、心配いらないと言っていただけて安心しました。
2人のドクターに診てもらうと、セカンドオピニオン的相談ができて心強い
私は、乳がんの手術をしていただいた乳腺外科の主治医と、乳房再建の手術をお願いする形成外科の主治医、
2人の医師に定期的に診察してもらっています。
どちらも分野は多少違えど、乳腺の専門家です。
再建の先生の説明で理解が不十分なときは、乳腺外科の主治医に再度質問し、
乳腺外科の主治医の言っていることで疑問があれば、再建先生に聞く。
ちがう医師の見方や考え方も参考になりますし、意見が同じ場合は納得もできます。
両方に共通している事柄であれば、両方の先生が説明してくれるので、大変助かっています。
乳癌手術と乳房再建手術を同じ病院でやってよかった。
乳癌手術から、しばらく経ってからの乳房再建だったので、再建をする病院を決める際、どこでやるか迷いました。
乳腺外科の主治医は、「医師との相性もあるし、別にうちの病院で再建しなくてもいいよ。紹介状書くから、気になる病院があったら言って。」
と言ってくれましたが、いろいろ考え、この病院の再建の先生もエキスパートだとおっしゃていたので、
同じ病院で再建することにしました。
結果、手術前後のフォローアップや体調管理面からみてても、同じ病院で手術してよかったです。
手術前は、再建先生が、乳腺外科のカルテをチェックし、脂肪肝や飲んでいる薬の確認を行っていました。
術後は、乳腺外科主治医が再建先生の記載したカルテを見たり、手術中の処置内容についても確認していました。
病院がそれぞれちがったら、私がそれぞれの医師に伝わるようにしっかり説明しなければなりません。
手術には、思いがけないハプニングも起こります。
リスクだって0じゃない。
乳腺外科主治医「処置が必要な時は、こっちでもできるから。再建先生もわかってると思うけど。なにかあったら来てください。」
実に心強い一言をいただきました。
同じ病院で、乳癌手術、乳房再建手術をしてよかったです。
人工物、インプラント、乳房再建にはいくつかの方法があり、病院によっても得意不得意が分かれます。
私の病院は、インプラントが得意な病院でした。
自分のやりたい再建方法と、通ってる病院が得意な分野が、たまたまマッチしたのも同じ病院で再建する決断材料になりました。