シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳がんとこころ

乳癌闘病ブログを書いて良かった4つのこと

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乳癌治療を始めてから2年半が過ぎました。

告知当初から治療の記録と頭の整理をするため、ブログを書き始めました。

現在は、治療も落ち着き、更新頻度も減っています。

闘病ブログを書いて良かった4つのこと

1)どんな治療をしたか振り返ることができる。

治療開始してから2年経過すると、2年前の記憶は薄れてきます。

主治医に「タモキシフェンいつから飲んでるんだっけ?」

と質問されても、「多分2、3年くらい?」と曖昧な回答になっていました。

 

そんな時、ブログを見返せば、いつから開始したのか一目瞭然です。

2016年5月開始だから、2021年4月でホルモン治療は終わるんだね。と確認できます。

 

2)長い治療期間の心の整理ができる。

乳癌のホルモン治療は、5年と長期間です。

毎日の生活は、手術前と変わらぬ日常ですが、時々、

乳癌にかかったことを思い出させるような異変が訪れます。

 

ホットフラッシュ、婦人科系の疾患。

乳癌治療をする前にはなんともなかった箇所に、副作用が現れたりします。

「このまま薬を飲み続けるべきなのか?やめてしまいたい。」

手術も終わり、自由に動け、健康な体を手に入れたからこそ、薬はもう必要ないんじゃないかと

思ってしまうんです。

 

そんな時、もう一度、初心にかえらせてくれるのが、ブログの記録です。

なんのために、治療をすることに決めたのか。

もう2度と乳癌になりたくないといった思いから薬物療法を始めた経緯を

再確認することで、気持ちの整理ができました。

 

3)インプットとアウトプットで治療の選択が明確になった。

乳癌の治療方法は、たくさんありました。

乳房全摘、温存、同時再建、2期再建、薬物療法など、選択しなければならない

ことが次々にやってきました。

 

乳癌のことなど、ちんぷんかんぷんだった頃は、ガイドラインや本をみてひたすら調べました。

調べたことは、それぞれの治療方法のメリット、デメリットをブログに書いて

整理します。

そうすることで、自ずと自分の希望する形が見えてきました。

結果、後悔のない治療を選択できました。

4)闘病ブログは、自分のために書くのがいい。

同病の患者さんの役にたちたい。という理由から、

闘病ブログを始める方もいらっしゃいます。

それはそれで、立派だし、私も支えられた経験から、ありがたく思います。

 

ただ、乳癌を経験してわかったことは、がんの種類や悪性度はみんな違う。

治療の方針や効果もみんな違うということでした。

だからといって、誰の役に立たないという訳ではないんですが、自分で書いたブログは、

自分が一番役に立っているのです。

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