シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がん検診

乳がん検診で早期にガンを発見するために大事な6つのこと。

更新日:

毎年検診していても、乳癌は見つからなかった!

毎年、超音波の乳房検査をしていたのに、

今年になって乳がんの宣告!

世間で言われている、乳がん検診の必要性と実際の発見率に、

ギャップを感じました。

 

早期ガンを見逃されそうになった、または見過ごされた

という方は、実際多いんじゃないかと今回の件で実感しました。

乳癌発見で知った!早期にガンを発見するために大事な6つのこと。

  1. 乳腺専門の機関で検診を受ける。
  2. 1CM以下の早期乳がんだと、マンモグラフィー、超音波でも発見できないことが多い。
  3. ガンに痛みはないというけど、痛みや変化があれば必ず検査すること!
  4. ネットの情報で勝手に良性だと決めつけないこと!
  5. 早期発見が大事。35歳過ぎたら、毎年マンモグラフィーと超音波の検査をすること。
  6. しこりがあったら、細胞診などの確定診断検査をすること。

2016年1月 乳癌告知 43歳

「経過観察」確定診断がつかないことへの不安
6割の方が、「経過観察」と言われたり、確定診断に結びつかない同じ検査方法が繰り返されることによって「不安」や「心配」を感じている方が多い。

乳癌検診infoより

30代から行っていた、3年に1度の人間ドック。

40代から毎年行っていた乳房超音波検査。

いずれも異常なしの健康体でした。

左乳房に痛みがあったが我慢していた。

1年くらい前から、左胸にズキズキした痛みがありました。

痛みの周期は、排卵後から生理終了まで。

ネットで、見ると乳腺症の症状によく似ていました。

それもあって、勝手に乳腺症かなと痛みを我慢していました。

関連記事

乳癌発見は、痛みから。

近所の産婦人科での検査は、要経過観察になる。不安が増す。

産婦人科や婦人科は、乳腺の専門外だなんて知らなかった!

2015年12月上旬、痛みに我慢ができなかったので、予約の取りやすい近所の婦人科を受診しました。

 

この時は、すぐ診てもらえて、痛み止めでももらえたらいいな、

というくらいの気持ちでした。

 

婦人科では、マンモグラフィーの結果が一週間後

婦人科では、マンモグラフィーの結果が出たのは一週間後。

結果は、カテゴリー4と呼ばれる乳がんの疑いでした。

画像上に、1cmほどの影が左乳房上部にうつっていました。

 

「ん?ん?」

70歳くらいの婦人科の男性医師曰く、

「悪いね。いっさいがっさい検査したほうがいいよ。」

とのこと。

 

「え?まじで?」半信半疑の気持ちと、白黒はっきりさせたい気持ちが

瞬時に交錯しました。

早期乳がんは、腫瘍マーカー、白血球の値も正常になる

たぶん良性って?細胞診が判定不能でがんを見過すところだった。

早速、その日のうちに超音波、細胞診、血液検査を行いました。

血液検査の白血球の値、腫瘍マーカ、いずれも異常無し。

超音波による医師の診断は、たぶん良性。

 

ドキドキしながら、

超音波を不安そうに見ていたんだと思います。

 

気休めか、医師は、「悪いものじゃないと思うよ。」

と声をかけてくれました。

早期乳がんでは、腫瘍マーカーも、血液検査も無意味

早期乳がんでは、腫瘍マーカーも、血液検査も数値に異常は現れません。

それは、乳がんについて勉強して知りました。

あの時の検査は、無意味でした。

乳腺専門の医師なら、腫瘍マーカーや血液検査はやらなかったんだろうな。

と思います。

医師の技量、しこりの硬さなどによって細胞診でもガンが確定できないことを知る。

70代の婦人科医師は、念のためと確定診断するべく、

注射を左胸に刺し、細胞を採取しました。

 

細胞診は、超音波の画像でしこりを確認しながら、インフルエンザの注射器のようなもので、しこりに針を刺し細胞を採取します。

少し痛かったけど、注射の針も細いので我慢できないほどではなかったです。

細胞診の結果が、判定不可能になることはよくあるらしい。

細胞診の結果は、一週間後。

結果は、判定不可能。

細胞診の結果が、判定不可能になることはよくあるらしいです。

 

判定不能の結果をみながら少し苦笑いをしつつ、70代の医師は、

 

「このパターンは、良性のことが多いから

半年後にまた検査に来てね。」

 

とあっさり診療はおわりました。

 

だけど‥。

心のもやもやが取れない。

左胸は痛いままだし、悪性の可能性もゼロじゃない。

白黒はっきりさせたかったので、

乳腺外来でもう一度検査することにしました。

セカンドオピニオンの乳腺外来受診が運命を分けた!

2015年12月、年末最後の日に、乳腺専門外来を受診。

再度、マンモグラフィーを撮影しました。

 

乳腺外来は、産婦人科と違い、マンモグラフィーの結果が15分くらいで出ました。

即、超音波検査へ。

乳がんを見つけるための設備の違いを感じました。

1cmほどのしこりは、要経過観察の判断になることが多い?

乳腺外来の40代男性医師が、

超音波でしこりを確認してくれました。

 

超音波の所見からは、

「要経過観察でいいと思うけど、

青く写ってる部分は、硬いしこりだから組織診をしましょう。」

といって、即組織診をしました。

婦人科と乳腺科では検査の方法も違った

婦人科でしたのは、注射器。

乳腺外来で使用したものは、ばちんと音の出るレバー式のもの。

 

針も太く、注射するときに局部麻酔をしました。

おかげで、痛みはなかったです。

きちんと、しこりに針が刺さった画像を確認の意味で見せてくれました。

良性かもから悪性へ。乳がん検査は、多くの人が見過ごされているんじゃないかと感じた。

年が明け、2016年1月中旬。

年始で、検査機関もお休みだったため組織診の結果が、通常より遅れていました。

結果は、

浸潤性乳管ガン。

乳がんになる方の多くは、浸潤性乳管ガンだそうです。

乳がんの告知は、意外とあっさり

体は、すこぶる元気なのに、

自分の体を蝕もうとするガン細胞があるなんて!

正直、実感が湧きませんでした。

 

先生は、

「検査結果が悪いんだよね。」

「早速大きな病院で、詳しく調べなくちゃいけない。」

「どこがいい?紹介状書くよ。」

バツ悪そうな、気を使われているような。

微妙な空気でした。

 

紹介先の病院がすぐ決まれば、診療もスムーズに行くことを知る!

「どこの病院に行けばいいのか?」

ガンだなんて今聞いて、すぐに思いつくはずもありません。

 

乳腺外来の先生のアドバイスを頼るしかありません。

幸い、おすすめ病院に知り合いの医師がいるからと、

翌週、診療の予約を入れてくれました。

 

そこは、乳がん治療でテレビにも出る有名な病院。

診療予約がスムーズに行き、乳腺外来の先生に感謝です。

翌週、紹介状と画像CDを持って、紹介先病院へ。

不幸中の幸いか、スムーズに治療へ進むことができました。

乳がん―納得のいく治療を選ぶために (別冊NHKきょうの健康)

早期発見には、乳癌検査は専門機関で行う事が重要!

これらの経緯から、乳癌を早期に発見するには、

乳がんを専門とした機関で検査する重要性を感じました。

 

万が一、乳がんだった場合、紹介先の病院にネットワークがあるのも

乳腺専門の機関ならでは。

大事なポイントだと思います。

日本乳癌学会認定乳腺専門医のいる病院

日野原記念クリニック(旧聖路加国際病院サテライトクリニック)(東京)

新宿ブレストセンタークサマクリニック(東京)

四谷メディカルキューブ(東京)

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道(東京)

茶屋町ブレストクリニック(大阪)

良性かも?ならセカンドオピニオンに行って確定診断してもらう。

マンモグラフィーで癌の疑いがあっても、

細胞診で判定不能が出たり、エコーでわかりづらかったり

して不安がある場合、もう一度違う専門の病院で検査したほうがいいと思います。

検診場所は、近所だから、便利だからで決めてはいけないことがわかった。

40歳を超えると、自治体でも無料で乳がん検査が受けられます。

お金かからないし、近所だし、どうせ異常なんてないのだから。

こういった理由から、検診を受けていました。

 

検診することは、いいことです。

しかし、運悪く見過ごされてしまうこともあるんだと、

身をもって実感しました。

 

特に、早期のがんは、判定が難しいことも知りました。

万が一、悪性の疑いがあるなら、経過観察などせずに
針生検をすることをお勧めします。

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