乳がんの治療をしていく上で、副作用に悩まされることもしばしば
出てきます。
体の不調は、本人にしかわかりません。
主治医は忙しい。診察時間も短いので、的確に伝える
手術が終わると、診療時間って長くて5分くらいじゃないですか?
次から次へと患者さんが待合室にやってきます。
一人にかけられる時間は多くありません。
だからこそ、短い時間のなかで明確に伝える必要があります。
ホルモン療法で関節が痛い。
ホルモン療法で、何もやる気が起きない。
といった不調も具体的に説明することで、主治医に理解されやすく
より適切な治療が行われはずです。
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いつ
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どこが
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どんな感じに
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どんな影響がでる?
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どれくらい
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痛みや不調は、いつ出るの?
痛みや不調を漠然と伝えても、わかってもらえないことないですか?
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1日中つらい。
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ときどきつらい。
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朝がつらい
など、時期や頻度を伝える。
どこが痛くてつらい?
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一箇所集中的に痛い。
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広範囲でだるい。
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痛みや不調の場所は、いつも同じ。
など、場所を伝える。
どんな感じに痛む?どんな感じにつらい?
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鋭い痛み
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鈍い痛み
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ジンジンする
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ヒリヒリする。
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シビれる。
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ボーとする。
など、つらさや痛みの感じ方を伝える。
生活にどんな影響がでる?
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眠れない。
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食べられない。
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トイレがつらい。
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座っているのもつらい。
など、不調があたえる生活への影響を伝える。
どれくらい痛い?どれくらいつらい?点数で表現する。
入院中、痛みの程度を10段階評価の点数で伝えるよう、看護師の方から指導されました。
看護師の方が様子を見に来るたび、
「今の痛みは、数字でどれくらいですか?」
私:「3点くらいです。」
といった会話を何度もしました。
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一番痛い痛みが10点
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全く痛みがないのは、0点
で評価します。
先日見ていた、アメリカのがん患者さんのドキュメンタリーでも
この方法で、患者さんに痛み具合を聞いていました。
世界で共通した方法なんですね。
具体的に伝えることが大切
痛みや精神的な苦痛、倦怠感は、本人にしかわかりません。
どうにかしたい。
どうにかしてほしい。
という気持ちだけでは、主治医に伝わりません。
今は、痛みや不調に対する薬や漢方などの対処療法がたくさんあるそうです。
乳癌ホルモンタイプの人は3ヶ月に1回診察がある。
乳がんでホルモン療法の薬物治療を行っていると、
薬を処方してもらうため3ヶ月に1回診察があります。
ホルモン治療は、5年から10年続きます。
頻繁に病院に行く機会があるので、体調に対する悩みは相談しやすい
環境にあります。
診療時間が短くても、体の訴えに関する話には耳を傾けてくれる。
痛みや不調を我慢して生活の質を落とすのではなく、主治医に相談して、より幸せな生活をすることが大切だと思います。
一緒に頑張りましょう😊