最近読んだ本に、癌は糖尿病や高血圧と同じ慢性疾患だ
と書いてありました。
慢性疾患は、完治しない病気
病気には、完治する病気と完治しない病気があって、
風邪は完治する病気、慢性疾患は完治しない病気になるそうです。
完治しない病気はどうすればいいの？
慢性疾患は症状が悪くならないようにコントロールする
風邪はしばらくすると治ります。
慢性疾患は、放置すると悪くなります。
両親が高血圧で毎日薬を飲んでいます。
「毎日薬をのんで、逆にからだの何処かがおかしくなったり
しないの？」と、乳がんになる前は思っていました。
しかし、それは間違いでした。
癌も高血圧も悪くならないようにコントロールして、
いい状態を保つ必要があると知ったからです。
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乳癌が治らない病気だなんて思いたくない。
医学の世界では、癌は完治しない慢性疾患だと位置づけられて
いますが、患者としては、なかなか受け入れ難いです。
もしこれが、他の慢性疾患だったらどうでしょう？
「あなたは、高血圧ですよ。血圧をコントロールするお薬を
毎日飲んでくださいね。
塩分も控えめに。」
と医師にいわれたとしたら。
乳癌よりもすんなり、慢性疾患と受け入れられそうです。
癌を特別な病気のように感じていた。
高血圧だって、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる病気に
なる可能性があります。
高血圧は、慢性疾患と受け入れられるのに、
癌だけ特別な病気のように感じ、慢性疾患であると受け入れら
れませんでした。
癌が慢性疾患であると受け入れることによって恐怖心も薄れる。
乳がんになる前は、癌は不治の病と、特別視していましたが、
実際なってみると、不治の病という感覚は薄れます。
染み付いた癌のイメージが、いつまでも癌になったことを
受け入れない自分がいることに気づきました。
癌だけ特別視するのではなく、高血圧と同じ慢性疾患だと
思うことによって、恐怖心、不安がなくなりました。
他の慢性疾患同様、生活習慣を見直す
高血圧なら塩分控えめな食事。
糖尿病なら、食べ過ぎ防止。
など、病気になることによって、生活改善もしなければ
なりません。
乳癌にはどんな生活改善が必要なの？
主治医から言われたことは、
飲酒が乳癌のリスクを上げる。
閉経後の肥満は、乳癌のリスクを上げる。
と言われました。
お酒は、ほどほどに
乳がんになる前は、ビール中ジョッキ４杯以上、
ワイングラス３杯以上
飲みときは、とことん飲んでいました。
乳がんになって、飲酒がリスク要因と知り、お酒も月に一回
付き合いで飲む程度になりました。
量もビール中ジョッキ１杯程度。
体重管理に運動をはじめた。
ほぼ毎日２KMのウォーキングをしています。
時間にして２０分くらい。
最近では、歩くだけだと物足りないので、
軽く走ったりもできるようになりました。
息の上がり方も変わってきました。
以前は、少し早歩きすると心拍数があがっていましたが、
今は早歩きに慣れたせいか息も上がらなくなりました。
毎日、１８時以降絶食
体重が増加しないよう、夕食は１８時までに済ませています。
夜間の１３時間の絶食が乳癌のリスクを減らす
という研究結果を知ってから、夜間の絶食を始めました。
１８時以降食べないことで、睡眠も早くなり、
早寝早起きができています。
体重管理もでき、睡眠も取れるので一石二鳥です。
ストイックな生活見直しは、ストレスになります。
慢性疾患と受け入れたことで、以前より規則正しい生活が
できています。
結果、風邪もひきにくくなったようです。