シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳がんとこころ 乳がんと診断されたら

乳がんと診断されたら。私の体験談

更新日:

女優の南果歩さんが、

6mmの腫瘍があったと告白されていました。

乳がんと言われた時は、頭が真っ白になったそうです。

 

「うん、うん、わかるわかる。」

私と手術の時期やステージ、

ホルモン療法など似ているところが多いので、

人ごととは思えなく見入ってしまいました。

 

南さん:

「術後は腕が上がりずらいなどありましたが、

4月に入ったあたりからだいぶ動けるようになって、

舞台の稽古もできるようになりました」

みたいなことを言っていました。

 

「うんうん。いっしょ。いっしょ。舞台稽古はしないけど。」

 

同じようなステージの人は、経過も一緒のようです。

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乳がんと言われました。これからどうすればいいの?

南さんも頭が真っ白になったそうですが、

私も「悪性です。」と言われた時は、

「嘘でしょ?」と夢でもみているようでした。

 

同じ患者さんの体験談は、動揺する心を少しずつ落ち着かせてくれました↓

乳がんと診断された直後は、これからどうすればいいのかさっぱりわからなかった。

診察室で、悪性と言われ、すぐさま、大きい病院に行ったほうがいいと言われました。

 

大きい病院って言ったって、どこがいいのか、

さっぱりわからない。

さてどうしたらいいか?路頭に迷いました。

 

私が実践した乳がん診断後の3ステップ

最初にしたことは、乳がんについて勉強しました。

患者さんのための乳がんガイドラインを読んでみる。

乳がんの診断をしてくれた、乳腺科の先生に

「ネットで調べるなら、個人のブログとかではなく、

病院のホームページを見るといい。」と言われました。

 

今は、その意味がよくわかります。

個人の方の体験談は、

再発した方のブログが検索でもトップにくるため、

知識のない人が見ると、自分も転移してしまうのかなど

余計な心配をしてしまうからです。

 

私が今でも教科書にしているのが、患者さんのための乳がんガイドラインです。

主治医から読むように勧められました。

街の書店では置いてなく、ネットで購入しました。

これは、絶対に読んだ方がいいです。

 

右も左もわからない時に、この本を読んで治療までの

大筋の道筋がわかりました。

針生検の結果と照らし合わせてみると、

ステージや手術方法の予想ができます。

 

予備知識があれば、診察時の説明も理解できます。

また、決断も早くできます。

とても参考になる本でした。

手術を終えた今も、わからないことがあると参考にしています。

乳癌になったら読んでほしい治療に役立った本 4選

乳がんの専門医を見つける

日本乳癌学会の専門医を参考にする

私の場合、乳がんを診断してくれた先生に、

どこで手術をするのがいいのか相談しました。

意外な答えだったのは、

「近所の大病院は勧めない。」でした。

 

うちの近所にある比較的大規模な病院でも、

乳がんの手術は行っているようでした。

しかし、乳腺外科ではなく、

胃や大腸なども扱う一般外科で行う乳がん手術でした。

 

今になってみると、勧めない理由もわかります。

乳がん手術の手術は、腫瘍を取るだけでなく、

見た目もきれいにすることが求められるからです。

 

そんなことは、診断された時は、知る余地もありません。

幸い、紹介された病院は、日本でも乳がん治療で有名な病院でした。

おかげで、満足のいく治療ができています。

 

乳がんの手術を得意としている病院に行き、

乳癌の手術を専門にしている主治医に出会うことが、

大切だと感じました。

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乳癌の標準治療を知る

乳がんと診断されたら、他臓器に転移していない限り、

がんを取り除く手術を必ずします。

 

意外だったのは、切除方法は、病院によって違うこと。

部分切除も、内視鏡でするところもあれば、ラジオ波など切らない方法もあります。

全摘でも、乳輪乳頭を温存する全摘方法もあります。

 

また、全摘するなら、再建はどうするのか?

切除の手術と同時に再建をするなら、

限られた病院でしかできません。

 

これらを選択するには、情報収集が必要です。

あまりに情報が多く、がんの治療をするのは悪だ的な

でたらめな情報に出会う時もあります。

 

多くの命を救うちゃんとした病院では、標準のガイドラインを基盤に治療がなされています。

これを知っていたおかげで、余計な遠回りをせずに済みました。

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乳がんと診断された直後が一番不安だった

今振り返ると、自分や家族、友人など私を支えてくれる人たちも、

乳がんと診断された直後が一番不安でした。

 

経験のない出来事、知識もない、

どうすればいいのかわからない。

それが余計な不安を抱かせていました。

 

乳癌ガイドブックを読んだり、病院と患者さんのQ&Aコーナーを読んだりしながら、

予備知識を蓄えると、

自分の乳がんについて理解してきました。

幸い私の周りに数人の乳癌経験者がいたことも、心の支えになりました。

 

その方たちは、何年も前に乳がんにかかり、抗がん剤治療をした方、そうでない方も含め、

元気に働いています。

乳がんになったけど、悩みや不安は時間が解決してくれた。

治療を先に進めることが最優先

手術を終えれば、一安心できます。

病院を見つけ、手術や治療を優先させられれば、

数ヶ月後ホッとできる日々が帰ってきます。

 

手術を終え退院するまでは、

ジャットコースターに乗ったような濃密な日々でしたが、

がんを取り除けて家族もホッとしています。

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