シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

早期乳癌体験ブログ

乳がんと告知から病院決定まで 乳がんと診断されたら 乳癌の治療体験記

乳癌と告知されたらすぐに必要なもの3選

更新日:

乳癌は突然やってきた!

2016年1月中旬 乳腺外来のあるクリニックで

左乳房浸潤性乳管癌の宣告をされました。

しこりは1cmほど。

 

体は異常をきたすことなく、元気そのものだったので、

しばらくは、癌を実感できませんでした。

 

家族に癌を経験したものもおらず、初めての経験だったので

わからないことや、不安が押し寄せてきました。




乳癌告知後すぐに必要なもの

乳癌を学ぶための本

乳癌と告知されると、手術のための詳しい検査が始まります。

検査が終わると、治療方法や手術の方法を決めなくてはなりません。

その際、主治医の説明を理解する必要があります。

 

診察の予習、復習は、納得のいく治療を選択するために

不可欠でした。

そんな、無知な私をサポートしてくれたのが、

乳癌専門の本です。

書店に置いていない本もあり、ネットで購入しました。

 

乳癌になったら読んでほしい治療に役立った本 4選

 

乳癌の手術が決まったら必要になるもの

前開きパジャマ

告知から手術まで約1ヶ月半ありました。

早い人だと、1ヶ月くらいで手術入院になります。

手術後は、腕が上がらず前開きの服しか着られません。

 

入院期間は、1週間ほど。

その間に着る前開きパジャマを3着、入院日前に購入しました。

入院中に着るおしゃれな前開きパジャマはどこで買う?

1週間用のスーツケース

パジャマの他に、シャンプーなどの生活必需品も

用意しなければなりません。

海外旅行ほどの期間になるので、荷物も多くなりました。

 

入院時は、重い荷物も持てますが、

退院の際は、重いものは持てません。

 

1週間用キャスター付きのキャリーバックは、重い荷物も転がす

だけだったので便利でした。

1週間用のスーツケースは大きいので、置き場所に困る方は、ネットレンタルが便利です。

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乳がん入院時の持ち物と持って行ってよかったもの6選

 

退院してすぐに必要になったもの

術後すぐつけられる乳癌用ブラジャー

退院してから1週間ほどで、外出する用事ができました。

早い方は、退院2週間くらいで仕事を始める方もいます。

 

手術により、ワイヤーいりブラジャーは使用できません。

術後1ヶ月くらいは、傷の痛みがあります。

傷にひびかないブラジャーが必要でした。

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入院前に必ず確認したほうがいいこと

がん保険、医療保険の申請書類を保険会社からもらう

入院、手術の保険金をもらうには、保険会社の形式の診断書が

必要になります。

退院の際、病院の受付に保険会社の書類を渡すと、

病理結果が出た後、診断書が記入され自宅に郵送されてきました。

 

診断書を保険会社に渡して数日後、口座に保険金が支払われました。

乳がんのがん保険について 体験談

乳がんと告知されてやって良かった3つこと

  1. 乳がんについて勉強する。
  2. 生活は、普段どうり。
  3. 外出、気分転換。

早期乳がん=死ではない!正しい情報を手にいれる。

私の中にあった乳がんのイメージは、

余命一ヶ月の花嫁や北斗晶さんの乳がん会見のように、

大変で涙が浮かぶような病気というものでした。

 

乳がんを経験した友人や、乳腺科の医師に言われたこと。

「ネットの情報は、

落ち込むような内容が多いから見ないほうがいい。」

 

情報収集のために、乳がんについて検索すると、

自分には当てはまらない病状の方のブログがヒットしてきます。

初めての体験で、基準がなんなのかさえわかっていない。

 

乳がんビギナーとしては

不安が膨らむばかりでした。

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乳がんの治療の世界的基準であるガイドラインを参考にする。

手術をお願いするK病院の先生に勧められた本。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2014年版

一番初めの診療の時に、必ず読むように勧められました。

 

細胞診が終わると、自分の乳がんのタイプがわかります。

乳がんには、サブタイプと言って主に5タイプのものがあることを

この時知りました。

 

自分の乳がんのタイプは、

どんな治療をするのか知る必要が出てきます。

そんな時、この本を見れば、臨床試験で結果の出ている

世界基準の治療=標準治療がどんなものなのがわかります。

 

病院によって、検査や手術の仕方が違う場合でも、

ガイドラインを読むことによって基準がわかるので、

治療の選択ができます。

納得のいく治療をするために、もう勉強した。

主治医からの治療に関する説明は、専門用語がほとんどで、チンプンカンプンでした。

そこで、診察前には話すであろう事柄を予測し、予習。

診察後は、診察の内容について復習しました。

 

わからないことは、ガイドラインや病院のホームページなどで調べ、理解していきました。

告知から3週間ぐらいは、毎日もう勉強。

 

乳房全摘と温存どちらにするか?、主治医の勧める方針でまちがいないのかなど、決めることは山ほどありました。

知識がなければ決断できません。

この作業が一番大変でした。

乳癌になったら読んでほしい治療に役立った本 4選

落ち込む気持ちは、普段どうりに生活することによって解消された!

治療方針が決まったら、あとは手術まで普段どうりに過ごした。

乳がんの宣告、手術のための検査で発覚する新たな病変など、

不安な出来事も山ほどありました。

 

病院にいくと翌日くらいまでは、不安にさいなまれ、

ネガティブな気持ちが先行していました。

 

癌の告知をされると、大概の人は2週間くらいはパニックになったり、落ち込むそうです。

その後次第に状況を把握し、精神状態も落ち着いてくるのが普通だそうです。

自分に当てはめても、まさにそんな感じでした。

 

幸いなことに、仕事中は、乳がんとは無縁の世界にいれます。

仕事に集中している時や、

仲間とのたわいもない会話で笑いあうことで、

次第に、ネガティブな気持ちや不安も忘れていきました。

友人、家族ともいつも通りに過ごす

乳がんの告白には、かなりナーバスになります。

多くの人は、乳がん=死のイメージが強いため、

反応が大げさです。

 

早期だから、心配ないと言っても、

友人の一人は、

「死んじゃったらどうしよう、って考えて泣いた。」とか、

別の友人は、「カツラつくろう!」なんて先走っていました。

(私のタイプの乳がんは、抗がん剤を使用しない治療方法です。)

 

私自身は、ガイドラインで勉強していたので、

そんな反応にも冷静でしたが、

少し心が疲れました。

 

心配してくれるのは、ありがたいけど、

「そんなドラマティックなものでもないんだよねー。」

と心の中で思っていた次第です。

 

そんな経験から、乳がんの告白は最小限にとどめました。

病院以外で乳がんの話をしたくない!

それが正直な気持ちです。

乳がん告白後も、いつもと変わりなく接してくれる家族は、ありがたかった!

早期ということもあり、あっさりと家族に告白しました。

告白以来、家で乳がんの話題にはなりませんでした。

 

家族だから、心配はしているだろうけど、表には出さず、

テレビや娯楽で笑いの起こる普段通りの生活が、

私をポジティブにしてくれました。

乳がんだからと言って、その世界にどっぷり浸るのは良くない。

検査で病院に行くと、身も心も乳がん患者ワールドになります。

乳がんというものをどんなに不安がっても、

自分で治すことはできません。

手術で取るしかないんです。

 

自分で今すぐガンを取り除けないのなら、

手術が終わるまで、思い悩んでも無駄だと思いました。

 

5年生存率っていうけど、明日事故にあうかもしれない。

未来に確実はないのだから、

1日1日をポジティブに過ごす方が楽だと思いました。

手術までは、健康そのもの!病院に行く頻度も数回程度

告知から手術までの約1ヶ月、病院を訪れたのは、

初診、MRI検査、手術の説明、追加検査の4日間でした。

それ以外は、乳がんについて勉強をしながら、今まで通りの生活です。

 

術後しばらく、やれなくなるだろうことを

やっておくのがいいとおもいます。

 

例えば、温泉に行く、美容院に行くなど。

 

私は、手術前に家族で1泊2日の温泉旅行に行きました。

術後両胸を全摘してからは、温泉には行ってません。

だから、胸のあるうちに温泉入っといて良かったです。

乳癌手術入院の1ヶ月前にやっておいてよかった10のこと。

乳癌手術の時に入院1ヶ月前にやっておいて良かったことがありました。 今回、乳房再建手術が1ヶ月半後にあります。 入院準備のチェックを兼ねて、やっておいて良かったことを確認しておきたいと思います。 乳癌 ...

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