シングルマザー43歳。左胸ステージ1 ルミナルA  右胸ステージ0 両側乳がんで両胸全摘になりました。

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乳房再建体験談

インプラントによる乳房再建は、脂肪注入すると自然な胸になる。

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3ヶ月に一度受診している乳腺科主治医の診察がありました。

乳腺科と形成外科の電子カルテは共有されています。

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主治医は、電子カルテを見ながら

主治医「インプラント入れ替えの手術、11月下旬にやるんだね。脂肪注入に少しビビってるようですねえ。」

え?そんなこともカルテに記入されてるの?

再建先生の診察の時に、脂肪注入の説明をされて、「すごく興味があり、やりたいんですが、痛みとかが不安です。」

と話したことがカルテに記述されていました。

主治医「脂肪注入の痛みはずっと続いたりするものじゃない。脂肪注入しないとインプラントの段差がくっきり出るから。」

確かに、今エキスパンダーが両胸に入ってる状態をみると、デコルテ付近にくっきりとエキスパンダーの段差が線になって出ています。

エキスパンダーの水の量が少ないときは感じなかったんですが、胸が大きく膨らむほど、この段差ははっきりしてきました。

 

お風呂で胸を鏡で見るたび、

「この線不自然だよなあ。胸の山がなだらかじゃないし。温泉とかで人に見られたり友達とお風呂に入るときは胸見られたくないなあ。」

と贅沢な悩みも発生しています。

 

主治医「うちの病院は、インプラントの乳房再建治療の向上ために脂肪注入をサービスでやってます。そういった病院は他にないんじゃないかな。

他の病院は何十万円とお金とってるところがほとんどだし。胸が綺麗になるからやったほうがいいよ。」

脂肪注入による情報が少なくて不安に感じていた部分も、主治医がはっきりとやったほうがいい!とおっしゃってくれたので

インプラント手術時に脂肪注入やってもらおうと思います。

関連記事 両側乳がんで両方全摘、両方再建した理由

脂肪は、足やお腹の脂肪を使う

主治医「足やお腹の脂肪をとって胸に入れるから、とった部分はやせるよ。」

再建先生「脂肪をとるといっても、100ccくらいなので痩せる期待はしないで下さい。」

乳腺科の主治医は、痩せるから一石二鳥じゃんみたいな感じ。

形成外科の先生は、脂肪とっても痩せないからみたいな感じ。

 

こればっかりは、実際にやってみないとわかりません。

 

いわゆる美容整形の痩身とは、とる脂肪の量が違うので期待するなということなんだと思います。

でも、太ももが少しでも細くなったら嬉しい!という淡い期待はしてしまいます。

乳腺外科主治医と形成外科の先生と両者の意見を聞けてよかった。

インプラントと脂肪注入を併用する乳房再建については、新しい乳房再建方法です。

周りにも経験者がいないので、形成外科の再建先生にお話を聞いた時も、魅力的だけど

70%はやりたい気持ち、30%は不安という感情の揺れもありました。

 

タイミングよく、乳腺科の診察があったおかげで、乳腺科の主治医にも意見を聞くことができ、30%の不安が、

期待に変わりました。

 

多くの患者さんを見ておられるエキスパートの意見を聞けたことは、大変参考になりました。

乳癌手術からしばらく経ってから再建を行う、二次再建にしてよかった。

乳癌の手術と同時にエキスパンダーを入れていたら、乳がん全摘手術後半年でインプラント入れ替えの手術になります。

術後半年といえば、私の場合、タモキシフェンの副作用があって、まだ乳癌治療に体も心も慣れていない時でした。

このころは、乳腺科の診察も薬の副作用による肝機能障害の影響で、

毎月血液検査をしに行っていました。

もし、これに乳房再建外来が加わっていたらだいぶ慌ただしかったと思います。

 

乳癌手術から1年がすぎ、薬の副作用も落ち着き、乳腺科の診察も3ヶ月おきになって、時間的にも余裕ができました。

二次再建は、手術の回数が1回増えるので経済的にも、日常生活にも負担がかかります。

ですが、ゆっくり治療を選択できる余裕ができるので、二次再建にしてよかったと思っています。

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